Sexy Zone、「極東DANCE」から感じる“ジャニーズらしさ”とは? 作品に詰め込まれたエンターテインメントの世界

 Sexy Zoneが、1月31日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。2月5日に発売する7thアルバム『POP × STEP!?』から、リード曲「極東DANCE」を披露する。

 「なんとジャニーズらしい曲だろう」。Sexy Zoneの「極東DANCE」を初めて聴いたときの感想だ。先に言っておきたいのだが、ここでの「ジャニーズらしい」とは、ジャニーズが得意とするエンターテインメントの世界をギュッと閉じ込めたような曲、という意味での「ジャニーズらしい」である。

 というのも、故・ジャニー喜多川氏は日本の文化を愛し、ほとんどのジャニーズの舞台には和の要素やパフォーマンスが盛り込まれていた。滝沢歌舞伎は言わずもがな、『JOHNNYS’ ISLAND』や昨夏の『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』もそうだ。『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』囲み取材で、見どころを問われた美 少年・那須雄登は「和の楽曲に合わせたバントパフォーマンス」と答えたこともあった。しかし、単なる和文化ではないのがジャニーズ流。奈良時代から江戸時代の様式や色味、スタイルが感じられる和文化に西洋(主にアメリカ)スタイルがプラスされていることが多いのである。そんな“ジャニーズらしさ”が詰まったのが「極東DANCE」だ。

 例えば歌詞に注目すると、〈身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ〉、〈和を以て尊しとなし〉、など全体的に日本古来の言い回しが多用されている。だが、その裏でメロディを作ってるのはこれでもかというほどのEDMサウンド。BPM125程度のビートの上に、サビに行くに連れて様々な電子音が重なっていく凝った作りになっている。しかも、その電子音で琴や三味線のような音階を奏でているのも面白い。

 さらに細かく見ていくとBメロも気になる。〈風の如く〉、〈林の如く〉、〈火の如く〉、〈山の如く〉というなんとも日本的な風林火山という歌詞の間に、〈just stand up, stand up, stand up, stand up〉など、マリウス葉が英語でコーラスを入れている。この日本語と英語の掛け合いも、まさにジャニーズらしい和洋折衷スタイルを表しているのではないだろうか。

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