米津玄師、スピッツ……最終的な出場の可能性は? 『紅白』制作統括チーフプロデューサーが回答

『紅白』制作統括CPがコメント

 12月31日放送の『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)制作統括・加藤英明チーフプロデューサーが12月30日、メディア向けの囲み取材に応じた。

 番組では、嵐と米津玄師のコラボレーションによって作られたNHK 2020ソング「カイト」の初披露、「カイト」を巡るスペシャル対談をVTRで放送されることが本日発表された。米津の歌唱の可能性について加藤氏は「今日発表したことが全て」とし、歌わないことを示唆。連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌を担当したスピッツも期待されていたが、今年の出場はない。「最終的にご出演されるかは、アーティストサイドの判断ですので、プロデューサーとしてはそのご判断を尊重したい。これが最後ではありませんので、私としてはまたチャレンジしたい」と今後も出場の交渉を続けていくことを誓った。

 乃木坂46「シンクロニシティ」では欅坂46、日向坂46が登場し、3坂道による初めてのステージが実現する。「紅白ならではの企画。3グループ合同は初めてということで、我々としても力の入ったリハーサルになりました。ファンの方にとっても観たことのない3グループのステージになります。内村(光良)さんも加わっていただいて、より一層盛り上がるんじゃないかと思います」と加藤氏は話す。2年ぶりとなる欅坂46「不協和音」のステージについては、「圧巻でしたよね。本番に向けて、より一層パフォーマンスがパワフルになるんじゃないかと思います」と期待を寄せた。

 Little Glee Monster、DA PUMPなど、今年は随所にラグビー日本代表の演出がインサートされる。加藤氏は「2020年はスポーツというものがより一層注目されると思いますし、紅白が2019年から2020年に向けての橋渡しになれば嬉しいかなと思います」とオリンピックイヤーとなる2020年に向け、展望を述べた。

(文=渡辺彰浩/写真=本 手)

第70回NHK紅白歌合戦

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