三代目JSB、『モニタリング』コラボ企画で見せる本音や素顔 過去の放送を振り返る

 続く2017年には、特殊メイクによっておじいちゃんに扮したNAOTO、岩田、山下がダンス教室に潜入するモニタリング企画を敢行。岩田がダンス教室の生徒にふ菓子を“あーん”と食べさせたり、教室が始まると徐々にキレの良いダンスを披露したりと、3人はノリノリでドッキリを仕掛けた。そして、昨年の「三代目 J SOUL CHRISTMAS」は“夢”がキーワード。メンバーたちは「三代目と友達」だと娘に嘘をついてしまった父親を救うために、一家の東京観光に付き合った。また、彼らの大ファンだという74歳のおばあちゃんと共にUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)デートへ。女性をエスコートしながらも、子供のようにはしゃぐメンバーの姿にキュンとしたファンもいたのではないだろうか。普段、三代目はメンバー揃ってバラエティ番組に出演する機会が少ないため、このようにファンと触れ合う姿が見えたり、メンバーのキャラクターや本音が垣間見えたりするのは『モニタリング』ならでは。音楽番組やライブのステージでクールに振る舞っている時の印象とはまた違う彼らの魅力を味わうことができるので、毎年このコラボ番組を心待ちにしているファンは多い。

 4度目となる今回の「三代目 J SOUL CHRISTMAS」では、京セラドーム大阪や東京ドームなど、全国5大ドームで開催されている『LIVE TOUR 2019 "RAISE THE FLAG"』にブラックマヨネーズ・小杉竜一、オードリー・春日俊彰、堀田茜が潜入。これまで潜入“する”側だったメンバーは、“される”側になった時にどんな反応を見せるのかが見どころだ。さらに、NAOTOの人間性を試すべく他メンバーがドッキリを仕掛ける。予告ではNAOTOがメンバーに対して「リーダーでいることが自分の誇りです」と感謝の手紙を読み、岩田や今市が涙を流す場面が映し出された。しかし、「みんな愛してるぞ〜!」と熱い想いを語った次の瞬間、NAOTOはどこかへ落下。感動ムードは一転し、爆笑するメンバーだが、一体何が起こるのだろうか。来年にはデビュー10周年を迎える三代目JSB。そのタイミングでNAOTOがメンバーにどのような想いを語るのか、対するメンバーの反応、そしてドッキリを仕掛けられた時に見せるNAOTOの素顔も楽しみにしたい。

■苫とり子
2019年春からフリーライターに。
主にコラムやライブ・イベントのレポートを執筆しています。
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