s**t kingz、『メリーオドリマX'mas』開催間近 2019年の活動とダンスチームとしての核を語る

s**t kingz、ダンスチームの核

2020年は、よりレベルアップしたシッキンを見せたい 

ーー楽しみです! それにしても2019年は濃密な1年でしたね。

shoji:そうですね……何やったっけ?(笑)

kazuki:春にトークショー(『s**t kingz talk show 2019(ダンスもあるよ!)』)をやったよね。

NOPPO:絵本(初プロデュースの絵本『あの扉、気になるけど』)も出して。

kazuki:『Amuse Fes』に出て、Perfumeとコラボして。KREVAさんのイベント(『908 FESTIVAL2019』)にも出させてもらいました。

Oguri:俺とshojiくんは朗読劇(『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』)にも出ましたね。

shoji:そうだね。俺とkazukiはEXOのライブ演出もやらせてもらって。

Kazuki:けっこう長いこと韓国にいたよね。

shoji:kazukiとNOPPOは大知くんのアリーナツアーに参加して。

ーー「スーダラ節 feat.BUSINESS FISH」でビジネスフィッシュとコラボもありました。

kazuki:そうですね。それで『27時間テレビ』があって、『メリーオドリマX'mas』があって。すごいね。どんなスケジュールだったんだろ?(笑)

NOPPO:ステージに立つだけではなくて、“作る”ことも増えてますからね。

shoji:濃すぎましたね、この1年。本当に充実した1年を送らせてもらいました。

ーー出演するテレビ番組やフェスの規模、コラボ相手のネームバリューもどんどん上がっていて。

shoji:そうですね。一方では、Oguriが100人くらいのスペースでコアなダンスファン向けにパフォーマンスすることもあったり。僕も久々にダンスレッスンすると、すごく新鮮で楽しかったりするんですよ。一人一人、ひとつひとつの活動によって、新しい人と出会って。それがより豊かな活動につながってるんですよね。

Oguri:まだまだ開拓したいですね。

shoji:来年も次の舞台が控えているし、「062(オムツ)」という新しいWEBサービスも始まるんですよ。今年はアウトプットすることが多かったんですけど、各自がいろいろとインプットして、より濃いアウトプットができるようにしたくて。新たなチャレンジも増えるし、2020年は、よりレベルアップしたシッキンを見せたいですね。

ーー2020年はオリンピックイヤーだし、海外の方がシッキンのライブを目にすることも増えそうですね。

shoji:いまも海外から来てくれる方がいらっしゃいますからね。今回のライブも来年の舞台もそうですけど、言葉や国は関係なく、どんな人にも楽しんでもらえるように考えているので。NOPPOがよく言うんですけど、ダンスの押し付けになっちゃいけないと思うんですよ。もちろん自分たちが踊りたいダンスもあるけど、最初から最後までそれだけだと、ダンスが好きな人以外は観づらいと思うんです。そこをどう面白く見せるかは、どんな見せ方をするかは、いつも気を付けてますね。

NOPPO:根本はダンス好きだし、自分たちの踊りをたくさんの人に見てもらいたいけど、伝えるときは“引き算”が大切だと思っていて。とにかくダンスに良い印象を持ってもらいたいし、そのためにはバランスが大事なんですよね。

kazuki:そうだね。

NOPPO:わかりやすさ、キャッチーさも必要なんですよ。僕らをきっかけにダンスに興味を持ってもらって、段階を踏みながら、自然にダンスを好きになってもらいたいので。

ーー幅広いフィールドで活動し、表現の幅を広げ続けていますが、いまの時点でs**t kingz はどういう存在だと思いますか?

shoji:僕たちのなかでは、ずっとダンサーなんですよね。

kazuki:うん。

shoji:常に変わり続けていたいし、去年と同じs**t kingzではイヤなんですよ。「これだと去年と同じだね」とか「これは前にもやったことがある」というときは、違う見せ方ができないかを考えて。それが朗読劇や絵本などにつながっていると思うんですが、根はダンサーなんですよね。

Oguri:もちろんダンスは大好きだけど、いろんなトライもしたくて。まとめると“ダンスが好きな、好奇心旺盛な人たち”(笑)。

shoji:(笑)。定義されるのがイヤなのかもしれないですね。

Oguri:うん。ダンスのジャンルも意識してないし、カッコいいと感じたものを取り入れて、混ぜ合わせながら現在のs**t kingz になってるので。

shoji:たとえばs**t kingzがCDデビューするとして、「それはs**t kingzじゃない」と言われるのもイヤなんです。おもしろいと思えばやるし、そこで新しいエンターテインメントが生まれるんだったら、そんなに素晴らしいことはないので。

kazuki:うん。会場の大きさとかも、それが全てではなくて。そこでどう新しいものを作るか? が大事というか。

shoji:いろいろトライして、結果的に東京ドームでトークショーをやるとかね(笑)。

NOPPO:ハハハハ(笑)。

ーー可能性は無限だと。

kazuki:そうですね。もっともっと広げていきたいので。

shoji:4人で活動していて飽きたことがないんですよ、まったく。僕らは目標も決めてないし、そのときに“おもしろい”と感じるものをやりながら進んでいきたいんですよね。

(取材=森朋之/写真=池村隆司)

■ライブ情報
『メリーオドリマX'mas』
料金:全席指定7,300円(税込)
※4歳以上チケット必要/3歳以下入場不可

【日時】
<大阪>
2019年12月17日(火)開場18:30 開演19:00
2019年12月18日(水)開場18:30 開演19:00

<東京>
2019年12月20日(金)開場18:30 開演19:00
2019年12月21日(土)昼公演…開場12:00 開演13:00/夜公演…開場17:00 開演18:00

【会場】
<大阪>
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

<東京>
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

【チケット情報】
一般発売日:2019年10月26日(土)10:00〜

【問合せ】
東京公演:キョードー横浜 045-671-9911(月〜土11:00〜18:00)
大阪公演:キョードーインフォメーション 0570-200-888 (全日10:00~18:00)

【主催】
東京公演:キョードー横浜
大阪公演:キョードーグループ
企画:株式会社S KAKERU
制作:株式会社インターグルーヴプロダクションズ

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