日向坂46 潮紗理菜、“聖母”としての魅力 あらゆる架け橋となりグループを支える存在に

 また、潮はファンとの架け橋になることが自分の役割であると公言。『セルフ Documentary of 日向坂46』では、「メンバーの中から見たら一番ファンに近いメンバーだと思っている」とも語っていた。9月26日に開催された『日向坂46 3rdシングル発売記念ワンマンライブ』でも、ライブビューイングのカメラを意識して嬉しそうに笑顔を見せている場面があり、会場にいる観客だけでなくライブを見ているすべてのファンに目を向けていることが伝わる。それもまた自分の役割を意識してのことだろう。また、二期生の小坂菜緒は、グループ加入前にけやき坂のライブに行ったことがあるようで「こんなにキラッキラな笑顔でパフォーマンスする人って本当に素敵だなと思って、その姿に惹かれました」(『ゆうがたパラダイス』NHK-FM)と当時の潮について語り、「アイドルの鏡」とも称している。

 一期生と二期生、そしてファンとの架け橋として貢献しているほか、面白キャラも表に出てきてより魅力的な存在となっている。今後、日向坂がさらにメジャーになっていく上でメンバーの足並みが揃わないこともあるだろう。そんなとき、グループを支える潮の存在が重要になるのではないだろうか。

(文=本 手)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる