小沢健二の歌詞の魅力を風間俊介が熱弁 「これを文学と呼ばずして何と呼ぶ」

 最後に、「さよならなんて云えないよ」の仲間との別れを歌っている曲の一節〈本当は分かってる 2度と戻らない美しい日にいると そして静かに心は離れてゆくと〉について、「この人間関係がずっと続いていくんじゃなくて、この瞬間を胸にとどめて、あの記憶があるから頑張れるという、美しい記憶にして生きていける。この瞬間を大事にすることっていうのの尊さを教えてくれる曲だと思っています」と説明。「僕は今、曲の歌詞の説明をしているような気分ではなくて、1冊の小説を語っているそんな感覚で語っています。これを文学と呼ばずして何と呼ぶって思っているんですけど」という風間の熱弁の後に、小沢は「彗星」を披露。演奏後に、小沢は「風間くん、ありがとう」と感謝を表していた。

 ほかにも、[ALEXANDROS]「ワタリドリ」「あまりにも素敵な夜だから」、E-girls「Easy come, Easy go」、Kis-My-Ft2「Edge of Days」を披露。次回は11月22日に、『アナと雪の女王2」特集、Toshlのほかにもゲストを予定している。

(文=向原康太)

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