日向坂46 小坂菜緒と佐々木美玲、存在感を放つ表現力ーー“二人のエース”が全うする役割

 一方日向坂46では、小坂が3作連続でセンターを担当。彼女の良さは、クールビューティーなようで実は熱い部分もあるところだ。3rdシングル曲のセンターに決まった際には、「与えられたポジションを全うするのが、今の私にできること」「これから、様々な意見が出てくる事は私も承知しております。だけど、また頑張らせてください」「おひさまの皆様と一緒に最高の作品を作りたいです」(参照)とコメントしており、責任感とプライドが感じられる。そして、それを有言実行するかのごとく、演技力と表情の力強さで楽曲の世界観を表現。SSA公演でのパフォーマンスでも、小坂は堂々とした佇まいを見せ、グループを背負って牽引していることがうかがえた。

 圧倒的な存在感を放つ佐々木美玲と、それに負けじと急成長を遂げた小坂。両者のセンター楽曲が披露された同ライブは、けやき坂のストーリーと日向坂のストーリーがクロスオーバーしたかのようでもあり感慨深いものがあった。

 「こんなに好きになっちゃっていいの?」では、センター・小坂の後方に、佐々木美玲が配置されておりセンターをしっかり支えている。このフォーメーションは、佐々木美玲のパフォーマンスに信頼を置いているからこそのものだろう。同曲における日向坂のパフォーマンスがとりわけ目を引くのは、二人のエースがそれぞれの役割を全うしていることも大きく影響しているはずだ。

(文=本 手)

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