稲垣&草なぎ&香取が振り返った『氣志團万博』出演 どんな場所でも“ホーム”にしてしまうパワー
稲垣、草なぎ、香取にとってフェスへの参加は今回が初。自分たちのファンではない観客の前に立つ気持ちを尋ねられると、香取は「新鮮!」と目を輝かせていた。さらに「ホームとかアウェーとかそういう問題じゃなく、(会場に)来てくれた僕らのNAKAMAに電話したいくらい。大丈夫? 入れた? って(笑)」と、NAKAMAを気遣うコメントも。
“新しい“と楽しんでしまう好奇心の強さと、NAKAMAとの心の距離の近さ。それこそが、彼らが国民的アイドルというトップに登りつめながら、ずっと親しみを感じられる存在である理由なのだろう。
これまで『氣志團万博』を開催してきた氣志團メンバーも、いつもにも増して黄色い歓声が上がったことを受けて「やっぱり音楽の力と、みなさんのマンパワーがすごいなって思いました」「どこ行ってもホームにできちゃう」「もう地球がホームだよね」と大絶賛。香取も、明らかにNAKAMAではなさそうな男性の観客が手を振り返してくれたことを嬉しそうに語っていた。
さらに、ジャニー喜多川氏への感謝を込めて綾小路翔が歌ったジャニーズメドレーの中には、SMAPの「オレンジ」「俺たちに明日はある」も含まれていたことを事後報告すると、香取がいたずらっぽく「言ってくれれば、一緒に(笑)」と笑うシーンも。
3人が『氣志團万博』に出演することも、最初は「ありえないと思っていた」と語った綾小路翔。「ありえない」が覆ることもある、そんなことを信じさせてくれるのが音楽の力。であれば、いつか彼らが残した名曲を歌ってくれる日がくることを期待してしまう。
(文=佐藤結衣)