ジェジュン、BIGBANG D-LITE……K-POPアーティストによる個性豊かなJ-POPカバー

ライブや動画配信でも数々のアーティストがカバー

ジンホ - MAGAZINE HO#03「言葉にできない(Kotobani Dekinai)/ Oda Kazumasa」

 この他にも、ライブや動画配信などで多くのK-POPアーティストたちが日本曲のカバーを披露している。東方神起・チャンミンの「Rusty Nail」(X-JAPAN)、EXO・チャンヨルの「ROCKET DIVE」(hide with Spread Beaver)、PENTAGON ジンホの「言葉にできない」(小田和正)や、DAY6の「前前前世」(RADWIMPS)など、日本のライブではたびたびパフォーマンスされている。どれもがオリジナル曲にも勝るとも劣らない仕上がりで、その楽曲に対する思いを感じることができる。

 SHINeeのメンバー、オンユは、グループ初の東京ドーム公演で徳永英明のデビュー曲「レイニーブルー」を歌った。その後、動画を見た徳永英明本人がライブで絶賛したという話は、ファンの間で大きな話題になった。

Apink Mini Diary - 은지의 '눈의 꽃'

 また、中島美嘉の「雪の華」は、韓国でよくカバーされる曲の一つ。シンガーソングライター、パク・ヒョシンが韓国語の歌詞で歌い、ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌としても馴染み深い楽曲だ。K.Will、Jun. K(2PM)、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、ジュン(SEVENTEEN:中国語で歌唱)、チョン・ウンジ(Apink)など、数え切れないほどの多くの韓国のアーティストたちがカバーをしている。 

 彼らがパフォーマンスするカバー曲のどれもが、オリジナルに対する思いやリスペクトを感じられる。今後、どのような日本の曲をカバーしてくれるのかが、楽しみだ。

■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等

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