乃木坂46 松村沙友理率いる“さゆりんご軍団”が新プロジェクト本格始動? 単独ライブへの期待

 ほかにも課題に挙がったのが、セットリスト、衣装、グッズ、チケット。現在、さゆりんご軍団には「白米様」「さゆりんご募集中」、「ぐんぐん軍団」「働き方改革」「おはよう(仮)」(CD未収録)の5曲のオリジナル楽曲と乃木坂46のパロディ楽曲、さらにライブでも披露したことのない「HoneyWorks meets さゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46」名義での「大嫌いなはずだった。」が存在している。会議でも話題に挙がったが、中田が加入したてのため、振り入れは必須。卒業生の伊藤が乃木坂46の制服は着られないので、さゆりんご軍団としての衣装を準備する必要があったりと、課題は山積みの状態だ。

 そこで松村たちが考案したのが、さゆりんご軍団親衛隊の参加型でのアイデア出し。松村は乃木坂46でのブログ上で、伊藤は自身のInstagram上でファンからの意見やアドバイスを募集している。Twitterのハッシュタグ「#さゆりんご計画中」でも、日々様々な意見が交わされており、軍団メンバーも参加しているファンタのキャンペーン企画「ファンタ坂学園」がスポンサーにつけば……といった現実的な声も多い。

 今回のプロジェクトの面白い部分は、企画段階からファンと一緒に話し合い、一歩ずつ進んでいることだ。ドームツアーを成功させるグループに成長した乃木坂46なら、軍団とは言え、日本武道館に代わる大きな会場、裏でスタッフが進行、といった具合に運びそうだが、その大部分をメンバーが担当しようとしているのが珍しく、ここまで可視化した上でのプロジェクトもなかったのではないだろうか。

 配信の最後には、松村が進捗を報告するためにまた会議を開くと約束していた。公演の開催がどのくらいの時期になるのか、現段階ではまだ不透明ではあるが、ファンと共に作り上げた公演には、これまでメンバーも味わったことのない感動が待ちうけているはずだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter



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