meg rock、令和最初の“ロックの日”に見せた熱演 サービス精神あふれるステージングを振り返る

meg rock、令和最初の“ロックの日”に見せた熱演 サービス精神あふれるステージングを振り返る

 meg rockのライブ『[ jet setter, jet lag tours ♥ 16 ]』が6月9日、東京・TSUTAYA O-Crestで開催された。『[ jet setter, jet lag tours ♥ ]』はmeg rockが定期的に行っているワンマンライブシリーズ。今回の同ライブは、meg “rock”が6月9日=“ロックの日”に開催する記念すべきステージとなった。

 ツインギター、ベース、ドラムという“ロック”なスタイルのサポートバンドののち、ホワイトのドレス姿でステージに現れたmeg rockは、彼女のユニット・メロキュアのリーダー、岡崎律子が作詞、作曲した堀江由衣の楽曲「Romantic Flight」をカバー。爽やかな歌声を届けると直後には一転、山本陽介(Gt)のハードなカッティングと〈1!2!3!4!GO!ロック!〉のシンガロングが耳に残るロックチューン「レジへGO!」をドロップし、さらにアニメ『カードキャプターさくら』のオープニング曲にして自身のデビュー曲「Catch You Catch Me」を連投し、まずは最初の熱狂を生み出した。

 そしてステージ中央に設えられたティーセットのカップを片手に、ステージフードはアイスクリームという、なんともユニークなMCタイムと、アニメ『SoltyRei』のオープニング曲「clover」など、自身のヒットチューンを3曲続けたのちには、メロキュアコーナーに突入する。まずは岡崎のボーカルトラックとともに「Sunday Sundae」を優しく歌い上げ、「Pop Step Jump!」では超満員のメグロッカー(meg rockファンの通称)に拳を振り上げさせるほどの熱演を披露。また、過日行われた『平成アニソン大賞』で堂々の大賞に輝いた「Agapē」ではO-Crest全体をドラマチックな空気で包んでみせた。

 meg rockならではのサービスはまだまだ止まらない。その「Agapē」ののちには、アニメ『〈物語〉シリーズ』に歌詞を提供した楽曲をメドレー形式でセルフカバー。シューゲイザーライクな「staple stable」(原曲は戦場ヶ原ひたぎ〈斎藤千和〉が歌唱)や、音頭とディスコのマッシュアップナンバー「白金ディスコ」(原曲は阿良々木月火〈井口裕香〉が歌唱)、ラブリーなハウスチューン「恋愛サーキュレーション」(原曲は千石撫子〈花澤香菜〉が歌唱)などの6曲をサポートバンドによる自在のアレンジメントのもと、カラフルに歌い上げ、またもフロアを踊らせる。

 最終盤、meg rockは、8ビートが小気味いい「star」、パンキッシュなツービートナンバー「play loud」などアッパーチューンを畳みかけ、ストレンジなスローロックからノイジーなギターロックへと大胆に展開する「流星ピクニック」でライブ本編を締めくくる。フロアの〈ラララ〉のシンガロングを誘った彼女は、満面の笑みでステージをあとにした。

コラムPick Up!

もっとみる

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ライブ評」の最新記事

もっとみる

映画部Pick Up!