日本のハードコアが世界で認められていることを実感ーーISHIYAのアメリカ西海岸ツアー記

日本のハードコアが世界で認められていることを実感ーーISHIYAのアメリカ西海岸ツアー記
今回のウエストコーストツアーポスター。会場で販売もしていた。

 筆者のバンドDEATH SIDEで、2019年4月25から4月28日まで、アメリカ西海岸ロサンゼルス(以下、LA)とオークランドに行ってきた。LA、オークランド共にDEATH SIDEがメインアクトをつとめるショーとなったが、オークランドは『Manic Relapse Fest』というD.I.Yフェスで、3日間に渡りオークランドの様々な会場で世界中からパンク、ハードコアパンクバンドが集まるフェスとなった。

ロサンゼルス

 ライブ当日に到着というタイトなスケジュールになったLAのライブだが、ベースのYOUとギターのORIが乗る飛行機の到着時間が変更となり、ライブスタート時間あたりにやっとメンバーが揃うというかなり厳しい状況となった。

 先にホテルに到着していた他の3人だったが、YOUとORIはホテルに到着するとすぐに支度をしなくてはならず、ホテルで一度も座ることなく会場入りする。アメリカの場合入国の関係で楽器を持っていけないために、現地で借りる手はずを整えてはいたが、出演1時間ほど前にようやく会場で楽器を手に入れることができた。サウンドチェックをする時間などもちろんない。すぐに弦を張り替えてどんな楽器なのかを確認し、楽器が手に馴染む間も無くライブを行うという強行スケジュールだ。

 対バンには、オーストラリアのENZYMEや地元LAで毎回対バンしているZOLOAのほかにもEXIT ORDERなど素晴らしいバンドが出ていたにも関わらず、ほとんどライブを観ることができなかった。会場内には少ししか居られなかったが、旧知の友人もたくさん集まっていた。大きな会場であったが多くの観客が会場内に少し入っただけで「DEATH SIDE楽しみにしてるぞ」などと声をかけてくれ、観客の期待がひしひしと伝わってくる。

 慌ただしい中ライブがスタートすると、広い会場のためかいつものLAのようなグチャグチャな盛り上がりではなかったが、観客席ではサークルモッシュもできあがり今までに感じたことのないLAのライブとなった。筆者やベースのYOUは、何度もアメリカでのライブを経験しているので慣れたものだが、ライブ中機材トラブルはあったものの、あの慌ただしさの中でベストを尽くしたメンバーは素晴らしいと感じられるライブだった。個人的には時差ボケも感じることができないほどの慌ただしさが、逆に集中力を増す要因となり、満足いくライブとなった。

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 ライブ終了後は流石に疲れていたのでホテルに戻ったが、初日のライブが終わった興奮や、慌ただしいライブの感想、次のオークランドのフェスに向けての話などで結局朝方に就寝することとなった。翌日はオークランドへ向けての移動日なのでライブがない。ほぼ眠らずに車での移動となったが、車で熟睡し3日間に渡るフェスに備えることができた。

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