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ラストアイドルとはどんなグループなのか? Mステ初出演果たした「大人サバイバー」までの軌跡

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 ラストアイドルが、本日5月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初出演を果たした。

 女性アイドルグループの初出演(レギュラー放送のみ)としては、今年4月出演の日向坂46以来、次点は2017年12月出演のBiSHまで遡る。30年以上の歴史を誇るMステへの出演は多くのアーティストにとっての一つの目標であり、それはアイドルにとっても同様だ。今回ラストアイドルが出演を果たしたことは、女性アイドルシーンにとっても大きな快挙と言える。

 ラストアイドルは、秋元康が総合プロデューサーを務める同名アイドルオーディション番組からデビューしたグループ。2017年8月より放送がスタートし、現在では1期生、2期生、2期生アンダーからなる総勢52名がラストアイドルとして活動している。ここでラストアイドルがどのように誕生し、発展を遂げてきたグループなのかを今一度改めて振り返りたいと思う。

 第1回目のオーディションで暫定メンバーとして選ばれた7名が、毎週挑戦者と1対1のパフォーマンスバトルを繰り広げるという熾烈なメンバー入れ替え戦を展開した番組の1stシーズン。ラストアイドルとしてデビュー曲「バンドワゴン」を歌うという共通の目標を掲げ、アイドル未経験者からすでに活動歴のある有望株まで多くの参加者が集った。

 ラストアイドルのバトルでは、4名の審査員の中から選ばれた1名の独断により勝者が決まる。このシステムは、この後のバトルにも引き継がれ、常に大きな話題と波乱を呼んだ。そして、1stシーズンで見事勝ち残った7名がラストアイドルとして、1stシングル『バンドワゴン』をリリース。また、バトルに敗れたメンバーたちもGood Tears、シュークリームロケッツ、Someday Somewhere、Love Cocchiという4つのユニットとして活動していくこととなる(ラストアイドルとして選ばれたメンバーはその後LaLuceに改名。1期生メンバーは計5ユニットのいずれかに属している)。

 2ndシーズンでは、2ndシングルの表題曲をかけた1期生5ユニットによる総当たり戦が行われた。秋元康、小室哲哉、つんく♂、織田哲郎、指原莉乃といった豪華プロデューサー陣が楽曲、振付、衣装を担当し、それぞれのユニットをプロデュース。1stシーズン同様、毎バトルごとに予測不能な展開を生み、賛否両論を巻き起こしつつ閉幕した。

 続く3rdシーズンでは、1stシーズンを踏襲した形で2期生メンバーを決定。1期生に劣ることのない壮絶なパフォーマンスバトルの末、12名が勝者の椅子を手に入れた。また、このバトルに敗れたメンバーも、2期生アンダーとして現在活動中だ。こうして数々のバトルを重ねた末、総勢52名という今のラストアイドルが形作られたのである。

 今回Mステで披露された6thシングル曲「大人サバイバー」は、番組でメンバーが3カ月に渡り挑戦してきた“歩く芸術”と呼ばれる「団体行動」の要素を踏襲した楽曲だ。加えて、52人全員による歌唱曲でもある(2期生・篠田萌が活動休止中につき出演は51名)。計5回の合宿練習では名物監督・清原伸彦による厳しい指導のもと猛特訓を重ね、負傷者続出のトラブルが連発。初披露はB.LEAGUEのハーフタイムというアウェイの場であったが、不穏な空気を見事跳ね除け、一糸乱れぬパフォーマンスに拍手喝采となった。Mステでも楽曲の間奏で披露された交差は、“歩く芸術”の緊張感をそのまま体現したもの。視覚的効果を意識した幾何学的な振付は過去最高難易度とされ、さらに歩くことに重きを置いた「大人サバイバー」はラストアイドルにしか表現できない楽曲となっている。この曲でオリコン週間シングルランキング、オリコン週間合算シングルランキング、Billboard JAPAN HOT 100にて1位を獲得し3冠を達成したことは、Mステ出演に並び、今のラストアイドルのグループとしての強さや勢いを表している。

ラストアイドル「大人サバイバー」MV(ディレクターズ・カット)

 「大人サバイバー」のセンターに立つのは阿部菜々実(LaLuce)。デビューシングル「バンドワゴン」のセンターも務めたラストアイドルにおける絶対的エースである。3歳から事務所に所属しアイドルとして活動していた阿部は、アイドルになるべくして生まれてきた人物と言えるだろう。長身、小顔というスラッとしたモデル体型を活かし、明日5月18日に幕張メッセ9~11ホールで開催される『Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER』にてモデルとして初のランウェイを飾ることも決定している。今もラストアイドルと兼任を続けているアイドルグループ・パクスプエラで培ったパフォーマンス力は、「大人サバイバー」のセンターとして誰もが認める信頼を抱かせる。しかし、それでも阿部は「テレビに出て、街も歩けないくらいにみんなが知っている存在になりたいです。個人としてのスキルももっと磨いていきたいなって思います」と今の自分に決して満足することはない(参考:ラストアイドル『大人サバイバー』、センター阿部菜々実インタビュー「自分にはアイドルしかない」)。

      

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