亀梨和也は第三形態へと新たな進化を遂げようとしている 初ソロSG表題曲「Rain」に滲み出る覚悟

 亀梨和也が、今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。5月15日にリリースされた初のソロシングルより、表題曲「Rain」を披露する。「Rain」は、亀梨が二階堂ふみとW主演を務めているドラマ『ストリベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)の主題歌として楽曲制作されたもの。登場人物たちが抱える葛藤や、不条理な世の中への怒り、そしてこみ上げる人間愛を描くドラマのテイストにマッチしている1曲だ。

 ジャニーズの公式コミュニケーションサイト『Johnny’s web』では、1stシングルの発売を記念して、亀梨から特別メッセージが寄せられた特設ページをアップ。「深い愛の中、儚くも力強い……すごく味わいのある楽曲になってくれた」と語る亀梨。歌い方も、ふだんより“乾いた感じ”を意識していることを明かした。

 KAT-TUNとして歌う亀梨の声色はいつも、みずみずしいバラの花びらが散るようにしっとりとやわらかに、そして艶かしく私たちの耳に優しく触れる。だが、「Rain」の歌声は、ドライフラワーのようにザラザラと引っかかるのだ。

 5月11日放送の『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)で披露した際も、マイクスタンド1本で歌い上げる雄々しい姿が印象的だった。新しい時代・令和に突入しながらも、どこか昭和歌謡のようなアナログ感が漂う。ひとりの人間が力の限りに歌うという原点回帰に近い歌。そんな生っぽい声だからこそ、切ない歌詞が心に突き刺さる。

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