KAT-TUN 亀梨和也はコミュ力高めのムードメーカー? 直近の出演番組から考察

 4月17日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に、KAT-TUNの亀梨和也が出演する。ご存知『月曜から夜ふかし』は、関ジャニ∞村上信五とマツコ・デラックスが、遠慮のない掛け合いで世間の話題にツッコんだりツッコまなかったりする人気番組。これまでもジャニーズのメンバーがゲスト出演すると、マツコ・デラックスが村上と比較してイジりまくることから、今夜も爆笑必至の展開が期待される。

ちなみに、村上と亀梨の関係は、村上が一方的にライバル視していた時期も。2015年に村上がセルフプロデュースした一人舞台を上演した際、スパイに扮したことがあったのだが、ちょうど同じ時期に亀梨がスパイ役で映画『ジョーカー・ゲーム』に出演。囲み取材で「僕がパクったみたいですけど僕のほうが先ですからね。アイツは僕を潰しにきてますね」と、笑いを交えてコメントしていた。そんなふたりが、どのようなからみを見せてくれるのか実に楽しみだ。

 最近、主演映画『PとJK』の公開や、ドラマ『僕、運命の人です』(日本テレビ系)のスタートなど、宣伝のために数多くのバラエティ番組にゲスト出演している亀梨。彼のトーク姿を見ていると、なぜ多くの人に愛されているのかがわかる。

 先日の『ZIP!』(日本テレビ系)では、ドラマで共演している木村文乃が、現場での亀梨について「独り言の人です」と回答。なんでも、おもむろに「お腹減ったなぁ」と独り言を発して、そこから周囲の会話が生まれるのだそう。それを聞いた山下智久も「ムードメーカーだよね、完全に」と大いに納得。さりげなく自分から話題を提供し、場を盛り上げる気づかいの人だということが伺える。他にも「菜の花かわいい」とつぶやいていたことを披露されると「(僕)乙女ですね」と、照れながらも笑いを誘う切り返し。これには、番組MCを務めるTOKIO山口達也も「完全に計算じゃないですか(笑)?」とキレのあるコメントを添えやすく、二枚目なエピソードなのにツッコませる隙を与える距離感が絶妙だ。

 『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に出演した際にも、松本潤と山下が(事務所に入ったのが)「1年くらいしか違わない」という話をすると、突然カメラから離れて「僕は遥か後ろで踊ってた」とバックダンサーの位置を示す。“それはいくらなんでも後ろ過ぎ”と、共演者はもちろん視聴者も思わずツッコミを入れたくなる動きは、まさに愛され上手といったところ。また、キスシーンファンを自称する相葉雅紀から「(ドラマでは)チューはありますか?」と質問されると、ただ「ない」というだけではなく「(1話に限っては)木村文乃さんよりも、山Pとの顔の距離の方が近かった」とファンを喜ばせるコメントを加える。相葉も「いいよ、そっちのチューでもね」と話が広がり、やはりムードメーカーなのだということがわかる。

 一方、後輩に対しては、というと『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、「後輩Yに怒っている」とざわつく名目で、Kis-My-Ft2の横尾渉をピックアップ。自分で買える様になったら返して」という約束でウォレットチェーンを貸したのに、一向に返す気がないという内容で、亀梨と横尾そしてA.B.C-Z河合郁人とは家族ぐるみで仲よし。とても本気で怒っているとは思えない。横尾もVTR出演して「カズ兄に守られているようで、ないと不安です」とコメントを寄せていたことから、後輩の横尾にスポットライトが当たるように亀梨が仕向けたことなのではないか。思い返してみれば、亀梨はHey! Say! JUMPの伊野尾慧が突然ブレイクした「伊野尾革命」の立役者となったひとりでもある。伊野尾がレギュラー出演する『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した際にも、JUMPが人数の多いグループゆえに、なかなかテレビ画面に映らなかった伊野尾を「今日伊野尾くんきてる?」とイジりながら、「急に伊野尾伊野尾ってきて、安心しましたよ」と気にかけていたことを話す。その後もトークを振られても「へぇ」と答える伊野尾のテキトーっぷりを、「そのポジションうらやましい」と笑いに変えていく姿も見受けられた。

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