公園少女、メンバー7人の溢れ出す個性 日本初のファンミーティングを見て
公園少女が多くのガールズグループの中で注目される理由
多くのガールズグループがデビューを果たす中、どのように個性をもたせていくかということは、どのグループにとっても大きな課題だろう。しかし、公園少女にとってMIYAという存在は非常に大きいように感じた。
先にも書いたが、MIYAは日本においてK-POPのカバーダンスグループで長らく活躍してきた。彼女が所属したグループは、主にボーイズグループのカバーダンスを行ってきたが、それが中性的な彼女の個性を生み出してきたことは間違いないだろう。女性的な面を打ち出す韓国のガールズグループのメンバーが多い中で、彼女のような存在はとても目立つし、惹きつけられるものがある。実際のところ、今回のファンミーティングでもMIYAのコールは非常に多かったように思う。
また、背が高い女性メンバーが多くいるK-POPガールズグループにおいて、公園少女には小柄なメンバー、ソリョンとソギョンがおり、彼女たちの個性を生かした、愛嬌のある天真爛漫な姿も非常に目を引いた。彼女たちの存在もまた、日本での人気を得る一つの切り札にもなりそうだ。
他にも、公園少女にはクールなラップを披露するアン、大人っぽい雰囲気を持つミンジュ、ソソ、レナなど多様なキャラクターのメンバーが揃っている。イベント中に「違ったタイプの曲を通じて、新たな、違った魅力を伝えていきたい」と語っていたが、それぞれの魅力を発揮しながら、今後もいろんな一面を見せてくれることに期待したい。
「皆さんの隣には公園少女がいることを忘れないでください。いつも隣にいてくれてありがとうございます!」と最後に挨拶をした公園少女。公園に咲く彼女たちを支えるグルーたちは、これからどんどん広がっていく。そんな未来を感じさせたイベントだった。
(写真=©KIWI MEDIA JAPAN)
■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等