香取慎吾の食を楽しむ姿はなぜ人を幸せな気持ちにする? 『人生最高レストラン』出演に寄せて
また、毎月のレギュラー番組『ななにー』こと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)でも、香取の食べっぷりはひとつの見どころになっている。4月7日放送回では、目黒川沿いの花見客が食べていた屋台のお好み焼きを見て「食べたい!」と、おねだり。じゃんけんの結果、稲垣吾郎が買ってくると、待ってましたと言わんばかりにお好み焼きを独り占め。さらに、お店の人がサービスしてくれた山盛りの唐揚げもぺろりと食べて、周囲を驚かせた。
そんな食べっぷりを企業も見逃さない。『ファミリーマート』のCMでも、焼き鳥やチキン、ケーキを夢中で食べる姿が映し出されてきた。『お母さん食堂』のCM撮影時には、ハンバーグを15個も食べてしまったというから、そのエピソードだけでも広告効果は抜群だ。
さらに、飲みっぷりも気持ちいい香取。喉を鳴らしながら、ごくごくと飲み干す姿が気持ちいい。稲垣と共にCMキャラクターを務めるサントリーのノンアルコールビールテイスト飲料『オールフリー』は、予想を上回る対前年比50パーセント増の売上を記録したという。
食事は、生きるためのエネルギー源を摂取する行為だ。その姿が魅力的ということは、私たちは香取のその強い生命力に惹かれているのかもしれない。するすると胃の中に消えていく食べ物、飲み物が、香取の生きるチカラとなり、笑顔へと繋がっていく。そして、多くの人が、そんな香取の笑顔に生きる心のパワーをチャージしているのだろう。
4月27日の『人生最高レストラン』では、「“ビストロ”は世界一のレストラン! ずっとつまみ食いしていた」など、新たな大食い伝説も聞くことができるそうだ。香取が語らう思い出と、『ファミリーマート』の商品をつまみに、『オールフリー』を飲みながら鑑賞するのもいいかもしれない。もっと食を、そして人生を楽しんでいこう、そんな夜になりそうだ。
(文=佐藤結衣)