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BLACKPINK、破竹の勢いの中でさらなるターニングポイントに? 最新EP『KILL THIS LOVE』評

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BLACKPINK『KILL THIS LOVE』

 グローバルな活躍で注目を集めている韓国の4人組ガールズグループ・BLACKPINKが、最新EP『KILL THIS LOVE』を4月5日0時に全世界でリリースした。EPと同名タイトルのリードトラック「Kill This Love」や、前作のリードトラックだった「DDU-DU DDU-DU」のリミックスバージョンを含む全5曲が収録されている。時間帯が異なる各国ごとに5日の0時基準でリリースされるという新たな試みには、グローバル市場を攻略しようというBLACKPINKサイドの狙いが感じられる。

 彼女たちにとって約1年ぶりとなった本作は、すでに驚くほどの快挙を連発させている。前作の「DDU-DU DDU-DU」はミュージックビデオの公開から約50時間で5,000万回再生を超えてK-POPガールズグループ史上最短記録を達成したが、「Kill This Love」はそれをさらに超える記録を次々に更新した。まずは公開から24時間で5,670万回再生を叩き出し、24時間の再生回数としてはYouTube歴代最高記録をマーク。さらに2日間で1億回再生を突破し、YouTube史上最速記録まで塗り替えた(しかしながら、そのわずか一週間後にBTSがこの記録を破ってしまったが……)。その後も数字は順調に伸び続け、間もなく2億回に到達しそうな勢いだ。チャートでの反響もまた凄まじく、アメリカを含む全世界37地域でiTunesソングチャート1位を獲得。韓国出身のガールズグループがアメリカの同チャートで1位を獲得したのはこれが初めてのことである。また、米ビルボードのソングチャート「Hot100」でも41位をマークし、前作「DDU-DU DDU-DU」の51位で獲得したK-POPガールズグループ最上位記録を自ら更新した。

 リードトラックの「Kill This Love」には、同性である女性が憧れを抱く“ガールクラッシュ”のコンセプトをはじめ、BLACKPINKがワールドワイドにブレイクする理由となった魅力が余すことなく詰まっている。たとえば世界中で通用するようなトレンド最先端のトラックメイキングがそうだ。強烈に響くリードブラスと勇壮なドラムサウンドが軸となり、カリスマ感あふれるラップとパワフルなボーカルが銃弾のようにトラックの上を走る。そしてそれらの刺激的なイメージは、そのままミュージックビデオにビジュアル化。華美なシーンが次々に展開されていくなかで、残酷な恋人への愛を捨てられず、弱っている純粋な自分を殺して強い自分に生まれ変わるというテーマが一貫して描かれている。4人の世界的な振付師が参加したことで、さらにダイナミックになったダンスパフォーマンスも印象的だ。特に大砲を打つようなフックの振り付けやラストのキレのある群舞は、楽曲の魅力を倍増させている。

BLACKPINK – ‘Kill This Love’ M/V

      

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