長濱ねる、今夏に欅坂46を卒業へ 中心人物としてグループを牽引した活躍を振り返る
欅坂46の長濱ねるが、8thシングル『黒い羊』の活動をもってグループから卒業することが発表された。
昨日よりスタートしている全国握手会が彼女にとって最後の握手会。卒業時期については昨日のミニライブのMCで「この夏」と示しており、卒業後の活動についてはブログ(長濱ねる公式ブログ)にて「約束なく気持ちを緩めて考えられたらなと思っています。心を込めて生きていきますね」と明言は避けている。4月に大阪フェスティバルホール、5月に日本武道館で開催される『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』に長濱が出演するのかが注目されるところだ。
長濱は1期生オーディションの最終審査まで進みながらも、家族の説得で一度はデビューを断念。その後、たった一人のけやき坂46(現在は日向坂46)のメンバーという形で加入した長濱は、欅坂46との兼任を続け、初のソロ曲「また会ってください」が与えられるほどの人気メンバーへと成長していく。2017年9月、5thシングル『風に吹かれても』のリリースタイミングで兼任解除。けやき坂46としては初めての全国ツアーを開催している最中で、多忙を極める長濱の体調を考慮しての対応だった。
2017年12月には故郷長崎・五島列島で撮影した1st写真集『ここから』を発売し、2018年上半期写真集ランキング1位を獲得、累計発行部数は20万部を超える大ヒットを記録する。坂道AKBの「国境のない時代」ではセンターを担当。頭脳明晰で『くりぃむクイズ ミラクル9』、『ザ・タイムショック』(以上、テレビ朝日系)などのクイズ番組のほか、単発の冠番組『ねるねちけいONLINE!』(NHK総合)、初主演ドラマ『七夕さよなら、またいつか』(日本テレビ系)にも出演。ラジオではメインパーソナリティを務める『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』、単独でのメインパーソナリティとなった『欅坂46のオールナイトニッポン』、ホリデースペシャルとして組まれた『欅坂46・長濱ねる 二十歳の一曲』(以上、ニッポン放送)に出演するなど、その親しみやすい性格と愛くるしいルックスから欅坂46の中でも独自のポジションを確立していた。