むぎ(猫)、「猫の日ミニライブ」で世代や性別超える笑顔を生む 公式ファンクラブも発足
3月20日にアルバム『君に会いに』でメジャーデビューする猫のアーティスト=むぎ(猫)が、2月22日の猫の日に、神奈川・オービィ横浜で『むぎ(猫)メジャーデビュー直前! 猫の日ミニライブ〜歌ってちょっと喋る会2~』を開催した。
世代や性別を超える魅力でみんなを笑顔に
むぎ(猫)は、2014年に天国から舞い戻った猫で、歌と音楽で人間を楽しませるために、ミュージシャンとしての新しいニャン(人)生を歩み始めた。ポップな曲調と心にしみる温かい歌詞、猫が木琴を奏でながら歌って踊るインパクトで、2017年には『FUJI ROCK FESTIVAL』に出演して話題を集めている。
イベントが行われたオービィ横浜は、珍しい動物たちと直に触れあうことができる施設で、むぎ(猫)にはうってつけの場所。小さいお子さん連れの親子や熱心な音楽ファンが多数集まるなか、手拍子に乗せて、むぎ(猫)は元気いっぱいステージに登場。ミニライブでは、全6曲を披露した。肩から提げたかばんをゴソゴソして、ノートとペンを取り出して歌った「猫と学校」。カントリー調のサウンドにお客さんは、ユラユラ身体を揺らして楽しむ。「エイトビート」のパンク調のサウンドで盛り上がった「AとBと」は、間奏でチャックベリーのように跳ねながらギター弾くポーズを取って盛り上げた。懐かしいテイストのラブソング「CとDと」では、歌詞の〈DOKIDOKI〉をお客さんも一緒に歌って、温かい空気が会場に流れる。
最後にアルバムのリード曲「君に会いに」を、スクリーンにMVを流しながら歌った。サビでは「恋ダンス」のような軽快な振り付けで踊り、お客さんはそれに合わせて手拍子をして楽しむ。途中、歌に入るところを間違えるハプニングもあったが、「あ、間違えた〜!」と笑いに変える機転もきかせ、会場に笑顔の花を咲かせた。
おしゃべりのコーナーでは、終始笑いを巻き起こしたむぎ(猫)。ステージドリンクの麦茶を、飲むだけで笑いが起きたほど。やさしいトーンの口調に子どもたちはニコニコで、むぎ(猫)が「ニャ〜」とやれば、子どもも「ニャ〜」とマネして、その空気に大人たちもほっこりした。また「CとDと」の前には、手作りテイストの紙芝居でも楽しませた。