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シングル『乗ってけ!ジャパリビート』インタビュー

どうぶつビスケッツ×PPPが語る、ヒットの経験で得た自信 「お互いを高め合うこともできた」

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 2月13日、どうぶつビスケッツ×PPPのニューシングル『乗ってけ!ジャパリビート』がリリースされた。

 どうぶつビスケッツ×PPPは、『けものフレンズ』の声優陣からなるユニット。彼女たちのデビューシングル曲であり、2017年放送のTVアニメ『けものフレンズ』のオープニング主題歌だった「ようこそジャパリパークへ」はアニメ人気も手伝い、同年のアニソン最大のヒット曲に。また星野源や平井堅にレコメンドされるなど、楽曲そのものも高い評価を集め、それを歌う彼女たちは『ミュージックステーション』に出演し、所属レーベルのイベント『ビクターロック祭り2017』でサカナクション、KREVAらと同じステージを踏んでいる。

 そして今回リリースする『乗ってけ!ジャパリビート』の表題曲は、現在放送中のTVアニメ『けものフレンズ2』のオープニング主題歌。「2年前の社会現象よ、再び」とばかりにアニメ、楽曲ともに大きな期待と注目を集めている今、彼女たちはなにを思うのか。どうぶつビスケッツの尾崎由香と小野早稀、PPPの佐々木未来と根本流風に話を聞いた(成松哲)。

『けもフレ』ワールドを音のみで描ききる大石昌良なる存在

ーー2017年にみなさんがリリースしたシングル曲「ようこそジャパリパークへ」は、その年一番売れたアニメソングで、今回の「乗ってけ!ジャパリビート」はその第2弾。ビッグタイトルの続編的1曲を歌うことに対するプレッシャーってありませんでした?

佐々木未来(以下、佐々木):多少はあったけど、って感じですね。

小野早稀(以下、小野):私たちよりも「ようこそジャパリパークへ」と「乗ってけ!ジャパリビート」を作曲・編曲してくださった大石(昌良)さんのほうがプレッシャーを感じていらしたんじゃないかな? っていう気もしますし。今回「ジャパリビート」を作るにあたって大石さんはご自分に何度もリテイクを出して何曲も何曲もデモを作っていたって伺ったので。

ーーで、その厳選に厳選を重ねた上で登場した「乗ってけ!ジャパリビート」は「ようこそジャパリパークへ」と同じくアッパーな1曲ながらも、アレンジはまったく違う。ジャイブやビッグバンドジャズといった趣きに仕上がっています。

根本流風(以下、根本):「えっ、今度はジャズ!?」ってビックリしたんですけど、逆に「あっ、こういう曲もどうビス(どうぶつビスケッツ)やPPPにはマッチするんだ」っていう驚きもありました。デモを聴いたときは「このカッコいいサウンドとキャラクターたちのかわいい声ってどんなふうに組み合わさるんだろう?」ってドキドキだったんですけど、完成したら違和感がなかったというか。「あっ、こんな感じになるんだ! かわいい!」っていう感想でした!

尾崎由香(以下、尾崎):うん。みんなで盛り上がれるし、「ようこそジャパリパークへ」のときのように、またこの曲をきっかけにいろんなところで化学反応を起こせるんじゃないかな、という予感をさせてくれる楽曲だと思っていて。メロディや歌詞はキャラクター一人ひとりをちゃんとフィーチャーしてくれているというか。『けものフレンズ』のことが好きだった人は「あっ、サーバルっぽい」って楽しんでもらえると思うし、この曲やTVアニメ『けものフレンズ2』から「けもフレ」の世界を知った人には「へえ、こんな動物がいるんだ」ってわかっていただけるんじゃないかと思っています。

小野:そうやってちゃんと『けものフレンズ』ワールド、大石昌良ワールドになってるから、この曲はすごいなあと思っていて。私、大石さんの楽曲はSound Schedule(大石の所属バンド。1999年結成)時代から聴いているんですけど、こういうタイプの楽曲はなかった気がしていて。大石さん節は残ってるんだけど、まったく新しいタイプの曲だなって感じがしています。

ーーなんで大石さんは今回、20年のキャリアの中でも見せてこなかっただろうジャイブ、ビッグバンドジャズという新しい手札を切ってきたんだと思います?

尾崎:『けものフレンズ』っていう作品がそうさせるのかもしれないですね。私たちもそうだし、大石さんの中にもきっと「『けものフレンズ』の楽曲ではみんなに楽しくなってもらおう」っていう想いがあって、そういう楽しい要素を詰め込める音楽がジャズだったんじゃないのかな? と思います。

佐々木:でもホントに新しかったよね。

ーーあっ、これまでもがっつりキャラクターソングを歌って、アニメキャラクターとして大箱ライブをやってきた佐々木さんにとっても「ジャパリビート」は“新しい”?

佐々木:そうですね。こういうサウンドの曲をキャラクターソングとして歌うこと、それも8人で歌うことってまずないですから。そういういろんな要素が「ジャパリパーク」のとき以上に詰め込まれているなって感じています。もちろんキャラクターの声で歌っているんですけど、“普通の”キャラソンやアニソンではないというか。

根本:いわゆるアニソンかって言われると違う感じがしますよね。

ーー根本さんも根本さんでPPP以外の音楽活動、それもけっこう変わった形態で……。

根本:クラシックとアイドルソングを融合させていただいています(笑)。

ーーバイオリニストとフルート奏者がいるアイドルグループ・RY’sのメンバーでもある。普段そういうユニークな編成で歌っていてもなお「ジャパリビート」には驚かされたわけですもんね。

根本:「ジャパリパーク」も初めて聴いたときはビックリしつつも「この曲は確かにアニソンだな」っていう印象を受けたんですけど、「ジャパリビート」はすごくカッコいいし、アニメにもマッチしているんだけど、不思議な曲だなって思いました。

どうぶつビスケッツ×PPP 3rdシングル「乗ってけ!ジャパリビート」PV(けものフレンズ2)

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