TEAM SHACHI、新曲「グラブジャムン」MV制作現場に潜入 しゃちほこ時代から変わらぬ絆を見た
チームしゃちほこを前身とする女性グループ・TEAM SHACHI(シャチ)が、2月13日、改名後初となるミニアルバム『TEAM SHACHI』をリリース。本作に収録された新曲「グラブジャムン」のMVが2月14日に公開された。
同楽曲はSKA SKA CLUBやROCK'A'TRENCHの山森大輔が作編曲を担当しており、スカパンクをベースにクラブミュージックの要素も取り入れたパーティソング。ブラス民(TEAM SHACHIになって新たに加わった専属ホーン隊)のホーンセクションも心地よく響く、新体制ならではの楽曲となった。
タイトルの“グラブジャムン”とは、世界一甘いと言われるインドのお菓子。これにちなみ、MVの撮影はリトルインディアと呼ばれる西葛西を中心に行なわれた。そんな撮影現場に、リアルサウンドが密着。早朝からはじまった撮影の様子を、メンバー(秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫、坂本遥奈)と監督・スミス氏のコメントともにレポートする。
全6カ所で撮影された今回のMV。1カ所目は、朝8時に西葛西のインド料理店・スパイスマジックカルカッタで行なわれた。現場には、メンバーとブラス民6名、そしてエキストラとして日本在住インド人ら6名の16名。店へと続く階段にスタンバイすると、メンバー4人はまず声を合わせあいさつし、現場のテンションを上げた。朝ということもあり日中よりも寒い中での撮影だったため、「雪降りそう!」と震えてはいたが、カメラが回れば元気いっぱい。寒さを微塵も感じさせないダンスで弾けた。ちなみに、今回の楽曲の作詞と振付はメンバーの坂本が担当。「イントロから、パーティーが始まるワクワク感があったので、それを意識して書いています。振り付けは、ファンの方も覚えやすいキャッチーさを大事にしました」と語っていた。
最初の撮影をあっという間に終えると、エキストラとメンバーが会話する場面も。ときおり爆笑しつつ、楽しそうに交流していた。なんでも、グラブジャムンについて詳しく教えてもらったり、日本の滞在歴を聞いたりしていたそう。「なかには30年くらい日本にいる方もいて、私たちより長い! ってびっくりしました」と秋本。大黒も「みなさんすごく賑やかで楽しい! グラブジャムンっていう共通点のおかげです」とニコニコしていた。