香取慎吾、国内初個展そのものがNAKAMAとの芸術作品に アート活動追ったSP番組を見て

 香取慎吾が、3月15日より『サントリー オールフリー presents BOUM ! BOUM ! BOUM !  香取慎吾NIPPON初個展』を開催する。会場は、360度回転する日本唯一の回転劇場・IHIステージアラウンド東京だ。カルティエやBMWなど有名ブランドとのコラボレーション、香港やフランス・ルーブルで作品を発表するなど、次々と活躍の場を広げてきた香取。きっと私たちをまた驚かせてくれるに違いない、と期待が高まる。

新しい地図「#SINGING」

 いよいよ来月に開催が迫る中、2月24日に香取のアート活動を追ったスペシャル番組『密着!4000時間 アーティスト香取慎吾2年間の軌跡』(TBS系)が放送された。「子どものころから、絵を描いて“上手だね“って言われたら、すごく嬉しいのはいまだにかわらないかな。褒めてほしい。いいねって」。冒頭から紡ぎ出される、香取の飾らない言葉に心が解きほぐされる。目覚ましい成長を遂げる“アーティスト・香取慎吾”も、昔から親しまれてきた“みんなの慎吾ちゃん”も、マーブル模様のように美しく調和している。

 ゼロになる、そう思っていた新たなスタートから、たった1年で彼はルーブルに立っていた。多くのNAKAMAと共に。香取の人生は、きっと誰も経験したことのないスピードで動いてきたはずだ。SMAPが結成された当時、香取の年齢は11歳だった。小学生でありながら、プロとしてステージで仕事をする日々。急激に大人になることを求められた香取少年にとって、仕事の合間に絵を描くことは、自分を自由に解放する時間だったのかもしれない。

「2017年から自分の新しい人生を、さぁもう1回新しい道を歩き始めてみようかなって、そのときに自分は何をやりたいんだろうって。アートは好きだったんで、やりたいなと思ってたんだけど、自分の想いだけじゃできない。僕のことを想ってくれてる人の繋がりが、重なって重なって開催まできて、来てくれる人がやっぱりいないとできないこと。すべてが繋がりかな。感謝ですね。幸せ者です」

 2月23日に発売された雑誌『GINGER』4月号のインタビューでは、自分の夢を形にするために必要なこととして「好きなもの、好きな人への愛を叫び続けることかな」と答えた香取。「個展や舞台、映画など、一緒に作品を作ってくれる才能あるクリエイターの皆さんへの尊敬と愛は、常に口にするようにしています」。その愛の発信から、次の縁に繋がっていくことで、夢の実現に結びついているのだ、と。

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