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ONE OK ROCKが国内外で続けるあくなき挑戦 カテゴライズ超越した『Eye of the Storm』を聴いて

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 この1枚の登場を今かいまかと待ち焦がれていたリスナーは、日本のみならず海外にも多いのではないだろうか。前作『Ambitions』から早2年、ONE OK ROCKのニューアルバム『Eye of the Storm』がついにリリースされる。

 彼らは2015年にアメリカの<Warner Bros. Records>と契約し、日本で発表済みだった7thアルバム『35xxxv』をすべて英語詞で歌い直した『35xxxv Deluxe Edition』を北米で発表。その後<Fueled By Ramen>へと移籍し、国内バージョンの『Ambitions』とは収録曲を一部変更&全英語詞の『Ambitions』インターナショナルバージョンをリリース。Billboardのアルバムチャート(Billboard 200)で最高106位まで上昇したほか、同Hard Rock Albumsで2位、Alternative Albumsで9位、Top Rock Albumsで12位、Digital Albumsで19位という好成績を残している。また、同作を携えたワールドツアーも大々的に開催された。

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 2年前のコラム(参照:ONE OK ROCK『Ambitions』は衝撃的な挑戦作だ! 国内外シーンに与える影響を読む)でも記したように、前作『Ambitions』は“「それまでのONE OK ROCKからの脱却」も強く感じられる内容”だった。エモやラウドロックの延長線上にあった6thアルバム『人生×僕=』(2013年)から、次作以降への予兆も感じさせるテイストが含まれた前作『35xxxv』への流れに抵抗を覚えた者は少なかったのではないだろうか。楽曲を構成する味付けこそ欧米のロックシーンと共鳴したものではあったが、その軸足はまだ“デビュー時から支えてくれた日本”に置かれていたはずだ。だからこそ、続く『Ambitions』での変化に動揺したリスナーも少なくなかったようだ。

 しかし、2017~18年とライブを重ねていくごとに『Ambitions』の楽曲が過去の名曲群と並ぶ代表曲になるつつあることは、実際に生で体感した者ならご理解いただけるだろう。中でも「We are」のアンセム度は突出したものがあり、バンドとともに観客がシンガロングする場面には毎回胸を打たれる。比較的ゆったりとしたテンポの楽曲が中心の『Ambitions』だが、過去のアップチューンを織り交ぜることで今まで以上に緩急に富んだセットリストを生み出すことができたのも、バンドにとって大きな武器になったはずだ。

ONE OK ROCK – Change -Japanese Ver.- [Official Music Video]

 2018年に入ると、ONE OK ROCKは次の大きな一歩へ向けたいくつかの“予告”を我々に提供する。そのひとつが、初の全国ドームツアー『ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR』(3~4月開催)に先駆けて2月にデジタルリリースされた新曲「Change」だった。東京ドーム公演でこの曲を生で聴いた際、筆者は「『Ambitions』で提示した世界観をさらに数歩推し進めたサウンドは、まさに第2章という言葉にふさわしいもの」と感想を残している(参照:ONE OK ROCK、国内での人気はもはや敵なし 4大ドームツアーで宣言した“第2章への道”)。

      

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