乃木坂46 白石麻衣×生田絵梨花は互いを支え合う存在? “いくまい”コンビが持つ“お隣さん”の関係性

 1期生同士だが、26歳(白石)、21歳(生田)と少し年の差がある2人は姉妹のよう。グループ内の多くのコンビが確認できる作品が、メンバー同士で撮影したオフショット写真集『乃木撮 VOL.01』で、その中の1枚に生田が白石にケーキを食べさせているショットがある。写真集内の巻末コメント「一番、素を見せられるメンバー」に白石は生田を挙げており、「最近、一緒に活動する時間が多い生ちゃんかな? 生ちゃんは一緒になってふざけてくれるので、楽しいです(笑)」と答えている。少なからず選抜ポジションが2人の関係性をより深めていることが伺える。生田と白石どちらも参加するユニット曲は大所帯の「Tender days」のみであったが、2人ととびきり仲の良い松村沙友理を含めた3人のユニット曲「ショパンの嘘つき」が、『帰り道は遠回りしたくなる』に収録されている。それも生田と白石の仲の良さがピックアップされた一つの証と言えるだろう。

 生田は来年1月に2nd写真集(タイトル未定)を発売する。写真集の公式Twitterでは、一番最初に白石が写真集を見た際の和気あいあいとした動画がアップされている。一方の白石も2nd写真集『パスポート』が22度の重版、累計発行部数33万部を突破。ニホンモニターが発表した『2018タレントCM起用社数ランキング』では、女性部門で1位を獲得し、CMクイーンの座にも輝いた(参考:白石麻衣、CM女王に!乃木坂46、CM起用社数ランキングでも強い)。モデル、タレントとして飛躍する白石に対して、生田は舞台女優として大きく飛躍し続けており、今年は『モーツァルト!』でコンスタンツェ(モーツァルトの妻)役を熱演し、来年1月には『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』、そして2月からは『ロミオ&ジュリエット』、4月からは『レ・ミゼラブル』と両作品への続投も決まっている。グループを牽引するメンバーでありながら、それぞれが個人で活躍するフィールドは違う。トップランナーとして別のフィールドで戦う、生田と白石は尊敬し合う関係性でもあるのだ。

 年末の歌番組が続々とオンエアされている今、最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」の披露もよく見られるようになった。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)での歌唱曲も「帰り道は遠回りしたくなる」に決定しているため、生田と白石の“お隣さん”の関係にも注目してもらいたい。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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