GENERATIONS×THE RAMPAGE『FNS歌謡祭』でコラボ EXILE TRIBEはなぜ「銀河鉄道999」を歌う?

GENERATIONS from EXILE TRIBE 『GENERATIONS LIVE TOUR 2017 MAD CYCLONE』

 GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)が、本日よる7時より生放送される『2018FNS歌謡祭』(フジテレビ系)第2夜に出演し、EXILEのライブで人気の楽曲「銀河鉄道999」をスペシャルコラボレーションで披露する。GENERATIONSとTHE RAMPAGEが、同曲を披露することにはどんな意味合いがあるのか、3つの視点から解説したい。

1. EXILE TRIBEにとっての“カバー曲”とは?

 いまや総勢50人にもおよぶEXILE TRIBEだが、もともとは1999年にEXILE HIROを中心に結成されたダンスボーカルグループ・J Soul Brothersからスタートしている。

 同グループのメンバーは、80~90年代のR&Bやヒップホップから多大な影響を受けており、当時のトラックメイキングで主流だったサンプリングという手法は、その精神的な意味合いも含めて特に意識されていた。過去にリリースされた楽曲ーー例えば親世代が聴いていたジャズやファンクのレコードから一部のフレーズを引用し、ビートを加えて再構築するその手法は、自身のルーツとなる音楽へのリスペクトの意味合いが強かった。

 サンプリングによるトラックメイキングは、その後、著作権の問題から主流ではなくなっていくものの、EXILEはその“ルーツとなる音楽へのリスペクト”を、日本の音楽シーンの中でどのように表現するかを模索し続けた。

 そうした姿勢のもとに生まれたのが、今やEXILEの代表曲にもなった、ZOOの「Choo Choo TRAIN」カバーである。以来、名曲をカバーして歌い継ぎ、次世代へと伝えていくのは、EXILE TRIBEの理念のひとつとなった。

2. なぜ「銀河鉄道999」なのか?

 「銀河鉄道999」は、言わずと知れた松本零士による漫画/アニメの主題歌であり、宇宙旅行へのロマンに満ちたその旋律は、老若男女を問わずに親しまれている。

 だからこそ、EXILEはこの楽曲を歌い継いでいるのだが、この楽曲にはもうひとつの側面がある。それは、海外のカルチャー好きから見ても、この「銀河鉄道999」はクールジャパンを象徴する作品である、ということだ。

 2001年、世界のダンスミュージックシーンを一新したフレンチエレクトロデュオのDaft Punkは、アルバム『Discovery』のリリースに伴い、大ファンである松本零士とコラボレーションしたMVを発表。中でも「One More Time」は歴史的な大ヒットを記録し、その印象的なフレーズとともに、改めて松本零士とその代表作「銀河鉄道999」の名を世界に知らしめた。

 現在、本気で世界展開を目指しているEXILE TRIBEにとって、「銀河鉄道999」はライブの鉄板曲であるとともに、海外のファンを獲得するための重要なピースでもあるのだ。

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