新しい地図と鈴木おさむ、リンクする活動スタンス 稲垣吾郎主演ドラマ『東京BTH』への期待
今年7月に惜しまれながら終了したラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)でも、一貫して放送作家を務めていた鈴木。一躍、国民的アイドルとなった木村が、下ネタトークをさらりとこなす等身大の青年らしさを見せたり、結婚や子どもの誕生などプライベートの顔を見せてくれたりしたのも、この番組だった。
また、稲垣×鈴木のタッグといえば、ドラマ『ブスの瞳に恋してる』(フジテレビ系)もあった。鈴木をモデルとした放送作家を稲垣がコミカルに演じ、稲垣が持つパーソナルなイメージに広がりを与えた。
SMAPが身近なスターであり続けたのは、鈴木が携わってきた、これらの番組の役割が大きかったのは言うまでもない。彼らの魅せ方にかけては、右に出るものはいないのではないだろうか。
現在、鈴木は多くの人気YouTuberが所属するUUUM株式会社の顧問も務めている。テレビでの経験を持って、インターネット上でも新たなエンターテインメントにも尽力するという意味では、稲垣や草なぎ、香取慎吾らのプロジェクト“新しい地図“とリンクするものがある。彼らと鈴木が手を取り合えば、新たな時代を切り拓く足音が聞こえてくる。風通しよく柔軟なスタイルで、より視聴者が喜ぶ面白いものを作り出し、そして底知れぬ彼らの可能性を探る。このドラマが、そんな一歩になることを期待している。
(文=佐藤結衣)
■配信情報
『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』
12月7日(金)よりAmazon Prime Videoにて全10話独占配信開始
出演:稲垣吾郎、要潤、勝地涼
#1 「一緒に住むということ」ゲスト:柄本時生
#2 「同居人はハリウッドスター?」ゲスト:森崎ウィン
#3 「男と女 その間にあるもの」ゲスト:壇蜜
#4 「仕事、家族、素顔、そして‥」ゲスト:水嶋ヒロ
#5 「演技をするということ」ゲスト:皆川猿時
#6 「芸能界一のクズ、現る」ゲスト:蛭子能収
#7 「親子ってタイヘンだ」ゲスト:マリック親子
#8 「台本の作り方」ゲスト:根本宗子
#9 「緊急事態発生!」ゲスト:みやぞん
#10 「さらば友よ」ゲスト:草なぎ剛
企画:鈴木おさむ
総合演出:工藤浩之
監督:中村太洸、頃安祐良
脚本:鈴木おさむ、オークラ、吉井三奈子、山田能龍、竹村武司、 福田卓也
制作:株式会社ケイマックス
(c)2018東京BTH製作委員会