嵐、King & Princeと『嵐にしやがれ』で再共演 2組をつなぐ共通点はキャラ立ちと自主性の高さ?
9月29日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に、King & Prince(以下、キンプリ)メンバー全員が出演する。番組では『King & Prince記念館』と銘打って、嵐がジャニーズの後輩であるキンプリの魅力に迫るという。
すでに一度、今年5月17日に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)で初共演を果たしている嵐とキンプリ(平野紫耀と岩橋玄樹は8月11日放送の『嵐にしやがれ』で松本潤と共演)。18年のキャリアの違いがある2組は今まであまり共演の機会がなかったようだが、メンバーのキャラクターや活動スタイルにはどこか近しいものがある。
キンプリといえば、デビュー曲で『花のち晴れ〜花男Next Season〜』(TBS系)の主題歌「シンデレラガール」のヒットが記憶に新しい。この楽曲によって彼らの名前はジャニーズファンの間のみならず広く知られることとなり、さらに『花のち晴れ』の主演を務めた平野紫耀は、一躍キンプリの人気を牽引するメンバーとなった。
『花のち晴れ』は言わずと知れた大ヒット作品『花より男子』シリーズ(以下、花男)の続編。『花男』で“俺様キャラ”の道明寺司役を務めた松本潤はこの作品をきっかけに嵐の人気を牽引するようになり、特に第2シーズンの主題歌「Love so sweet」は嵐の楽曲の中でもファンだけでなく多くの人に愛される楽曲となった。
松本にとってはいわば“花男の後輩”である平野。そんなシンパシーからキンプリの活動にも関心を寄せていたのか、松本はキンプリの「シンデレラガール」が最近のお気に入り楽曲のひとつだという。「めっちゃ聴いてる。俺友達に会う度『めっちゃいい曲だから』」と薦めたり、移動中の車の中でもBGMにしたりと大絶賛。キンプリにとっても憧れの先輩であろう松本からの“大好きアピール”は、きっと心強いエールとなったに違いない。“花男”という作品が嵐とキンプリをつなぐひとつの絆となっているのは言うまでもないだろう。
また、デビュー当時から各メンバーのキャラクターがいきいきと際立っている点も2組の共通点だ。華がある佇まいとは裏腹にやんちゃで天然なコメントで笑いを誘う平野をはじめ、インテリで一見クールキャラだが頑張り屋の永瀬廉、運動神経抜群で感受性が豊かな弟キャラの髙橋海人、可愛らしいルックスに相反して負けず嫌いの岩橋玄樹、ひたむきで紳士的な神宮寺勇太、そしておっとりしたリーダー・岸優太と、幅広い層に愛される要素満点のキャラクターをメンバーそれぞれがすでに獲得している。