BLACKPINK、幕張メッセで見せた“次世代クイーンの貫禄” デビューショーケースからの成長を読む

BLACKPINKが見せた“次世代クイーンの貫禄”

 2016年にデビューして以来、初となるBLACKPINK単独ツアー『BLACKPINK ARENA TOUR 2018』が7月の大阪城ホール2Daysを皮切りに、福岡国際センター2Daysを経て、8月24日〜26日の幕張メッセ3Days公演で開催された。今回のツアーチケットは即SOLD OUT、ツアーファイナルとしてクリスマスイブの12月24日に京セラドーム大阪での公演も決定している。

 イベント出演は複数あったものの、関東での単独公演は武道館でのデビューショーケース以来で、初日の24日は平日夜ながら会場は3階席までぎっしり。ピンクハートの公式ペンライトの明かりで埋まっていた。熱気に包まれた会場の雰囲気を爆発させた1曲目は、韓国内の音源チャートを総なめにし、米国ビルボードチャートHOT100ではK-POPガールズグループとして最高位の55位にランクインした大ヒット曲「DDU−DU DDU−DU」。さらにビルボードチャートのビルボード200で40位にランクインしたアルバム『SQUARE UP』の収録曲であり、韓国でも活動曲として親しまれた「FOREVER YOUNG」を披露すると、最新曲2曲で会場の熱気はいきなり最高潮に。ガールクラッシュ系でおしゃれ女子のロールモデル的なグループなだけあり、女性が多めの客席ではあったが、男性ファンの歓声も負けじと会場内に響いていた。

 続くデビュー曲の「WHISTLE」と「STAY」はアコースティックバージョンで。オープニングの熱気から一変、しっとりと聴かせる反転した魅力を見せてくれた。また、今回のツアーではメンバーそれぞれのソロステージが準備されており、洋楽カバーや日本語曲のカバー、ダンスステージからアコースティックギターの弾き語りまで多彩かつ多才な魅力を見せる場面も。同時にブラックなロックTシャツでの気取らないコーディネートから、花が敷かれたステージでのピンクのレースが繊細なドレスまで、ファッションに定評のあるBLACKPINKらしく様々なステージ衣装のバリエーションで楽しませてくれた。

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