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松村早希子の「美女を浴びたい」

荻野由佳、大森靖子、阿部かれん、Negicco……胸に焼きついた“TIFでしか見られない景色”

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 なぜ、あんなにも暑い夏の真っ只中、命の危険が叫ばれる酷暑の炎天下に、足を運んでしまうのでしょう。

 それはきっと、そこでしか見られない景色を見るため、そこでしか出来ない体験を心に刻むため。アイドルと一緒に居られる時間は限られています。一度しかない夏、永遠に終わらない夏が、青空と白い雲のコントラストとともに体験した者の胸に焼きつけられる『TOKYO IDOL FESTIVAL』(TIF)。

 今年のTIFで観た、忘れられない風景の数々。

ハコイリ♡ムスメ

SKY STAGE 

 SKY STAGEの青空に、もくもく浮かぶ白い入道雲と、その雲よりも真っ白に輝くハコイリ♡ムスメたち。

 真夏の日差しに焼かれ朦朧としてくる意識の中で見た「水平線でつかまえて」のクロールするようなダンス。その瞬間、幸福度が頂点に達して意識がパーンと飛び、自分は一度死に天国で踊る天女さまを観ているのではないか……とまで思いました。

 とにもかくにも、阿部かれんさんのおヘソの眩しさ。初日のSKY STAGEに続き、2日目SKY STAGEでの柳♡箱(レーベルメイトのRYUTistとの合同ユニット)でも、阿部さんはTシャツの裾を結びヘソ出しスタイル。阿部さんの中で、夏といえばヘソ出しなのでしょうか。有り難いことです。

 2週間後のハコムス定期公演での「夏の思い出」を語るコーナーで、吉田万葉さんが『TIFのSKY STAGE』を絵日記に書いて発表し、このステージが大好きだと話していて、同じ思い出を分かち合えたこちらも幸せな気持ちになりました。

 TIF出演の直後、阿部かれんさんが9月末でのグループ卒業を発表。この8人と過ごせる、最後の夏になりました。

ハコイリムスメ2018夏メンバー紹介映像

lyrical school、原田珠々華

 SKY STAGE/FUJI YOKO STAGE/DOLL FACTORY

 みんなで同じ動きをする楽しさ、アイドルの振付のマネをして踊るフリコピの楽しさもあるけれど、私が常に求めているのは、ただ好きなように踊ること。リズム感がないので手拍子がずれてしまう、同じタイミングで同じ振りは難しい、そんなことを気にするよりも、何も考えずに踊りたい。リリスクはそれを叶えてくれる存在です。遠くから何かオシャレな音が鳴ってる! この曲で踊りたいなーと思って近づいてみるとリリスクだった、という出来事が、今年のTIFで何度もありました。「音楽のお祭り」として、素敵な出会い方です。

 メンバーが決まった振付をがっつり踊る曲もあれば、特に決まった振りはなく好きなように動き回る曲もある。「◯◯しなくてはいけない」という決まり事に縛られない、肩の力を抜いて楽しめるライブでした。

lyrical school「High5」

 FUJI YOKO STAGE

 “ずーちゃん”こと原田珠々華さんは、今年2月に解散したアイドルネッサンスから一人立ちし、ソロシンガーとして初めてのステージ。出番直前にスタッフさんがマイクを設置しただけでざわめきが起きるくらい、会場の期待もピークに達していました。

 そんな中現れたずーちゃんは、抱えたアコースティックギターの弦のように張り詰めた凛々しい表情でした。緊張も伝わってきたけれど、伸びやかな歌声が会場を満たしていき、自然と手拍子が生まれ、固まっていた空気がほぐれていきました。

AKBフレッシュ選抜、NGT48

 SMILE GARDEN/HOT STAGE

 初めて観るフレッシュ選抜は、このTIF限定の選抜メンバー。名前の通りに全員が生き生きとして、「この場に出られた喜び」に溢れているステージでした。ボブヘアの美少女が気になり、似顔絵を描いて「この子は誰だろう」とツイートしたら、AKB48ファンの方から「研究生の矢作萌夏さんではないでしょうか」と、すぐに教えていただけました。現代ってすごい……いや、48ファンの、層の厚さがすごい! と思った瞬間です。強すぎる真夏の光線を反射するような、セラミックホワイトの多彩なレース地の組み合わせ、クリア素材のベルトに、ブルーと蛍光イエローのアクセントで統一された、スポーツドリンクのパッケージのように爽やかな衣装。ディティールが凝っていて、さらに16人のメンバーそれぞれに少しずつ形が違い、見ていてうっとりする可愛さでした。

※当日描いた、矢作萌夏さん

 8月5日のHOT STAGE(Zepp Divercity)でのNGT48は、空調のきいた屋内であっても、双眼鏡のレンズが曇ってしまうほどの熱い興奮で会場が満たされていました。「世界はどこまで青空なんだろう」のMVで「本当の青空って、どんな色なんだろう」とつぶやいた女の子たちが、青空の下で歌う姿も見たかったのですが、いつかの機会を楽しみにします。

 パステルカラーと長袖にレザーベルトで秋を先取りした衣装。こちらもまたメンバーそれぞれ違うデザインで、コルセット風ベルトや編上げ、サテンのリボンなど個人的に大好きなモチーフがふんだんに使われていて、一目見た瞬間その可愛さに「うわー!」と感嘆の声を上げてしまいました。”おぎゆか”こと荻野由佳さんの白い肌に光る汗が、眩しかったです。彼女はいつも前髪をピシッと完璧に固めている印象でしたが、激しいダンスでライブが進むにつれてその前髪が熱気とともに少しずつ崩れて行き、青春の証を残していました。

<期間限定>NGT48『世界はどこまで青空なのか?』MUSIC VIDEO Full / NGT48[公式]

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