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マーク・パンサー、47都道府県ツアー敢行 小室哲哉からの言葉を胸にDJで繋ぐ“globeへの思い”

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「ともしびを消すな」

 1990年代後半の音楽シーンを牽引し、多くのメガヒット曲を生み出してきたグルーブ・globe。2011年にボーカル・KEIKOが病に伏してからは、2012年より小室哲哉とマーク・パンサーで活動を再開。しかし、2018年1月、小室が音楽活動からの突然の引退を発表した。

 冒頭の言葉は、マーク・パンサーが以前、小室から言われた言葉なのだという。今、globeのメンバーで音楽活動を続けられる状態となったのは、残されたマークただ一人。そんな彼が、2018年3月から47都道府県をglobe楽曲のDJで回る『GLOBE-GENERATION〜ともしびは消さない〜』というプロジェクトをスタートした。会場はKEIKOが憧れていたライブハウス。「グロジェネ号」と命名したワゴンに機材を乗せて、わずかなスタッフと全国を旅して回った。会場のブッキングも全て自分たちで行った。ツアーを組むこと自体に不慣れで、鹿児島の次に北海道を組んでしまうような過酷なスケジュールの中、道中には足を捻挫してしまうトラブルもあった。しかし、マークは「辛いことはなかった」と笑顔で語る。全国で自分を、そしてglobeを待っていてくれるglober(ファンの呼称)に会える高揚感が5カ月間に及ぶツアーの原動力になっていたのだという。

 『GLOBE-GENERATION〜ともしびは消さない〜』は8月17日、東京・マイナビ赤坂BLITZでツアーファイナルを迎えた。キッズDJやダンサーに加え、バラエティ番組『学校へ行こう!』内の企画「B-RAP HIGH SCHOOL」で一斉を風靡したglobeのパロディユニット・軟式globe(現在はボーカルが2代目となり軟式globe。’12)が16年ぶりの約束としてステージに現れ「アホだなぁ~」を披露、また、アイドルグループ・monogatariによるglobeメドレーのダンスパフォーマンス、元NMB48の梅田彩佳が「FREEDOM」「wanna Be A Dreammaker」で高度な歌唱を披露するなど、globe楽曲を聞いて育ってきた“GLOBE-GENERATION”をゲストに招いた盛大な公演となった。

 しかし、このイベントの最大の肝は、globeのツアーをサポートしてきた阿部薫(Dr)、木村建(Gt)、松尾和博(Gt)、マークの友人であるリチャード(Key)によるバンド演奏とDJプレイの融合、そしてそのサウンドと完全にシンクロしたglobeのライブ映像が鮮明なLEDに映された臨場感溢れるステージングだ。各曲は「EDMセッションズ」としてアレンジされ、ボーカルエフェクトが施されていたが、「FACES PLACES」「DEPARTURES」などでは、会場にKEIKOがいるのではと思うほどのボーカルの生々しい響きを体感することができた。どの曲も色褪せることなく、今鳴らされる音楽として輝きを放っていた。

ステージにセットされた小室のキーボード

 ステージには「いきなり来たら困るから」と、小室のキーボードセットとKEIKOのマイクスタンドが用意されていたのが印象的だった。公演中、来年にはシーズン2、再来年にはシーズン3と本イベント継続についての意欲を覗かせていたマーク。赤坂BLITZ公演を終えた直後の彼にイベント開催の意義や、globeへの思いを聞いた。(編集部)

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