ザ・コレクターズ、12カ月連続ライブも後半戦に突入! レーベルスタッフが舞台裏まで渾身レポ

コレクターズマンスリー公演は後半戦へ

 「みんなに約束したよね、先月。新曲歌わせてもらいます。」と”重要ナンバーになりつつある新曲”(タイトル未定)を披露する。メッセージ性の強い歌詞と共に、〈さあどうする?〉と問いかけ、〈ついてこいよ〉と投げかけるーー現在制作に入っている新作アルバムに収録される予定の曲だが、演奏後に満を持して「どうよ!」と加藤が問いかけると、会場からは大きな喝采が。

 そのままライブ中盤へと流れ込みダンサブルな「Stay Cool! Stay Hip! Stay Young!」、最高にキュートな歌詞の「パーティー・クイーン」、こんな夏日に歌わないわけにはいかないと「SUMMER OF LOVE」を披露した。

 ライブ後半では、加藤もギターを持ちツインギター&古市のボーカルで披露する「ハッピー&ラッキー」や、マンスリーではお馴染みとなっているインストでのブルージーなパフォーマンス。衣装をシルバーのシャツに着替えた加藤が再登場し、ハイトーンボイスで歌い上げるキラーチューン「Tough」「ノビシロマックス」などを披露して本編は終了した。

 熱が冷めやらぬ会場からは鳴り止まない大きな拍手が。アンコールでは、ブリティッシュロック界の伝説、加藤と古市に大きな影響を与えたバンドThe Whoの「So Sad About Us」をカバー。続く「僕はコレクター」では盛り上がりが最高潮に達した。

 「みんな本当にどうもありがとう!」「来月も違う新曲をやろうと思います」(加藤)と言いながらメンバー全員で感謝の気持ちを述べ、加藤は前列のファンとハイタッチ&会場に投げキッスをして退場。客席の照明も明転し、この日のライブを終えた……ように思われたが、メンバーが”そそくさ”と再登場。

 チャーミングな登場をしたメンバーを追いかけ最後に登場した加藤は「綺麗に終わったのに(笑)」と言いながら、この夏の記録的な熱波を吹き飛ばす「恋はヒートウェーヴ (Love Is Like A) HEAT WAVE」を演奏。思わぬサプライズにファンの顔にも笑顔が溢れ、会場はダンスフロアと化した。

 これだけ濃厚なライブを観て会場を出ても、まだ18:00ちょっと過ぎ。サッカー観戦をするにはちょうど良い時間だった。

 今年の6月には遂にサブスクを解禁し、現在新作アルバムの制作にも取り掛かっているコレクターズ。マンスリーライブも残すところあと5本……コレクターズは2018年後半もかっ飛してくれるはずだ。

(文=森田大介/写真=岩﨑真子)

<関連記事>
THE COLLECTORSの快進撃はまだまだ止まらない! 12カ月連続マンスリーライブ開幕に寄せて
ザ・コレクターズ、結成31年目にして加速する勢い マンスリー公演で示した過去を超える姿

<セットリスト>
01. ツイスター
02. 占い師
03. スーパー・ソニック・マン04. ロボット工場
05. ロマンチック・プラネット
06. THE HAMMER AND SICKLE
07. 悪の天使と正義の悪魔
08. 新曲
09. Stay Cool! Stay Hip! Stay Young!
10. パーティー・クィーン
11. SUMMER OF LOVE
12. 希望の舟
13. ハッピー&ラッキー
14. インスト
15. テレビジョン スターズ
16. TOUGH
17. ノビシロマックス
18. Dreamin’
<アンコール>
En.1 So Sad About Us
En.2 僕はコレクター
En.3 恋はヒートウェーブ

■ライブ情報
THE COLLECTORS CLUB QUATTRO MONTHLY LIVE
『“LAZY SUNDAY AFTERNOON”@SHIBUYA CLUB QUATTRO』
1月21日(日)
2月18日(日)
3月18日(日)
4月15日(日)
5月13日(日)
6月17日(日)
7月15日(日)
8月19日(日)
9月16日(日)
10月14日(日)
11月18日(日)
12月16日(日)
開場 15:15/開演 16:00
チケット一般発売:
1~3月 2017年12月17日(日)
4~6月 2018年3月11日(日)
7~9月 2018年6月10日(日)
10~12月 2018年9月9日(日)
チケット料金:
【前売】大人¥3,900/キッズ¥2,500
【当日】大人¥4,500/キッズ¥3,000
※スタンディング/D代別

THE COLLECTORS公式サイト

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる