ザ・コレクターズ、12カ月連続ライブも後半戦に突入! レーベルスタッフが舞台裏まで渾身レポ

コレクターズマンスリー公演は後半戦へ

 毎回そのステージ衣装にも注目が集まるフロントマン・加藤ひさし。今回、ド派手なゴールドのシャツに身を包み会場を驚かせた加藤は「こんにちはコレクターズです。ついにクアトロ折り返しだね」、「今日はワールドカップ決勝があるからね」とゴールドのシャツを着てきた理由を短く語り会場を笑わせる。(ちなみに、過去のマンスリー公演ギャラリーはコロムビア特設サイトで確認できる)

 「じゃあロックンロール続けよう」(加藤ひさし)と、MCも早々に次の曲達へと流れ込む。「ロボット工場」では、山森"JEFF"正之(Ba)の跳ねるベースが気持ちよく、同じくライブ定番の「ロマンチック・プラネット」ではお決まりの掛け声で会場が一体に。続けて、ライブでのパフォーマンスが”レア”なチューン「THE HAMMER AND SICKLE」を披露する。

山森"JEFF"正之

 冒頭の古市のコメントのとおり”(ライブで)久しぶりだったりあまりやらないという曲を選んで(いる)”クアトロマンスリー用のスペシャルなセットリストでは、2014年加入の山森“JEFF”正之(Ba)、2017年加入の古沢“cozi”岳之(Dr)にとって初めてファンの前で演奏する楽曲も多い。マンスリーで初めて演奏する楽曲に対し、コレクターズを支えるリズム隊の2名は以下のように意気込みを語ってくれた。

「音源の聞き込みを重ねて、可能な限り音源そのままの形で演奏出来ること、と言う点を常に意識してます。もう二度と演奏しないって曲もあるかもしれないので、これが最後かも、、という気持ちで演奏してます」(古沢"cozi"岳之)

「とにかくミスしない! 今のコレクターズは最強だからミスらなければカッコ良くキマるはずさ」(山森"JEFF"正之)

 “JEFF”の言うとおり、現体制の”今”の最強なコレクターズは、貫禄マックスでキラーチューン「悪の天使と正義の悪魔」をドロップ。ライブ前半を圧巻のパフォーマンスで駆け抜けた。

 曲終わりの男性ファンからの「加藤さーん」の呼びかけに、「第一声太いのやめようよ(笑)」と、友達のような距離感で場を和ませる。加藤とタバコを燻らせる古市による”コレクターズ一行の上野動物園訪問”によってバンドの結束が固まったエピソードや、昔うなぎ屋でキモばかりを食べさせられた加藤や生肝を飲むことになった古市のエピソードなど、まるで公開ラジオ収録のようなMCで、会場は控えめに言っても大爆笑。

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