稲垣吾郎、俳優としての快進撃が始まった 『クソ野郎と美しき世界』や『半世界』で積む“経験値”

 新しい地図がスタートして以来、稲垣の意外な一面を見る機会が増えてきたように思う。これまでと異なる角度からスポットライトが当たり、稲垣の表現者としての引き出しの多さを再発見している感覚だ。その引き出しは、今後も稲垣の中で増えていくことだろう。そのスピードは、私たちが発見するよりもずっと速いに違いない。稲垣は、まだまだ私たちを驚かせてくれる、そんな期待が高まるばかりだ。

(文=佐藤結衣)

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