演技、歌、作詞作曲……マルチな活躍見せたEXILE TAKAHIROの1年 挑戦続ける姿勢を追う
シングル『Eternal Love』で、約2年ぶりにソロ活動をスタートさせたEXILE TAKAHIRO。ATSUSHIの海外留学に伴いグループとしての活動が制限される中、TAKAHIROは2017年、マルチな活動を展開してきた。そこで今回は改めてTAKAHIROの1年の活動を振り返ってみたい。
演技
2017年6月23日から7月14日まで行われた舞台『MOJO』で初主演を務めたTAKAHIRO。同作は会話劇がメインであり、TAKAHIROは普段のイメージとは異なる破天荒でどこかコミカルな役どころだったものの、その堂々とした演技が波岡一喜、木村 了ら共演者からも絶賛されていた。これは持ち前のセンスに加え『HiGH&LOW』シリーズなどでの演技経験が生かされたものだろう。過去にもTAKAHIROはドラマ『ワイルド・ヒーローズ』『戦力外捜査官』(日本テレビ系)といった作品で主演を務めてきたTAKAHIROだが、転機となったのは『HiGH&LOW』シリーズのように思う。特に映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』では主役の一人として、女好きでありながらも兄弟思いで熱く優しい一面を見せ、観客の涙を誘った。そんな『HiGH&LOW』シリーズで培った表現力を『MOJO』でも存分に発揮していたと言えるだろう。
歌唱力
1次審査に約1万人が参加した『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 〜ASIAN DREAM〜』で優勝し、EXILEに加入したという経緯からもその歌唱力の高さが伝わるだろうが、近年はそれに加え表現力に磨きがかかっているように感じる。黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)によるTHE NINE WORLDSの旗揚げ公演『九楽舞 博多座』では「以心伝心(19)」、「GLORIA(ZIGGY)」といったカバー曲やEXILE「運命のヒト」などを熱唱。その心のこもったボーカルに涙を流す観客の姿も見られた。また11月28日放送の『ベストアーティスト2017』(日本テレビ系)では、EXILE THE SECONDと「Choo Choo TRAIN」をサプライズコラボ。テレビでは久々の披露となった同楽曲をセクシーかつ落ち着いた歌声で歌唱する姿からは、貫禄のようなものを感じた。