演技、歌、作詞作曲……マルチな活躍見せたEXILE TAKAHIROの1年 挑戦続ける姿勢を追う

作詞・作曲

 表現力の豊かさは、歌声だけにとどまらない。TAKAHIROは今回、「SUNSET KISS」(『Eternal Love』収録曲)で初めて作詞作曲を手掛けた。<魅惑の唇に優しくキスしたい>と過激な言葉でひと夏の恋を表現しており、思わずどきりとする楽曲だ。さらに12月6日発売のソロミニアルバム『All-The-Time Memories』にもTAKAHIRO作詞作曲の「memories」「春に」が収録される。TAKAHIROは初の作詞作曲を振り返り「部屋着のまま、ときには裸同然の状態で曲を作っていました(笑)」と語っていたが(参考:『月刊EXILE vol.118 2018年1月号』(株式会社LDH JAPAN))、そんなリラックスした状態から生まれた楽曲からは、“歌”だけでは見えない彼のリアルな思いが感じられる。

EXILE TAKAHIRO / memories

「ただ自分が好きなことをやっているだけなのに、それがたまらなくかっこよく見える。そんな男になれたらいいなと思います」(『月刊EXILE vol.118 2018年1月号』)

 一人の男として、アーティストとして、そんな目標を語るTAKAHIRO。亀田誠治がプロデュースを手掛け、TAKAHIROがかねてからファンだったというGLAY TAKUROや同じ事務所に所属するDream Amiも参加したアルバムからは、“好き”を突き詰めながらも新しいことに挑む姿が窺える。演技、歌、作詞作曲……マルチな才能を発揮し、挑戦を続ける彼はすでに“たまらなくかっこいい”のかもしれない。

(文=村上夏菜)

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