EXILE TAKAHIRO、NESMITH、SHOKICHI、今市隆二…第1回オーディション参加メンバーは?

 LDH JAPANが4年ぶりにボーカルオーディションを開催する。同オーディションは、『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~』と題し、6月17日から全国で順次、1次審査を行っていく。

 

 これまでもEXILE TAKAHIRO、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE・今市隆二、登坂広臣、GENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太、数原龍友のメンバーらを輩出してきた『VOCAL BATTLE AUDITION』。5回目となる今回は、EXILEパフォーマー・世界と佐藤大樹ともに、EXILE PROFESSIONAL GYMから選出された5名を加えた新パフォーマー集団「FANTASTICS」のボーカリストを探すべく開催される。

『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~』

  そもそも同オーディションが始まったきっかけは、2006年の『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~』。SHUNの脱退による第1章の終わりとともに、EXILEの新メンバーとしてボーカルを募集。第2章をスタートするために行われたオーディションだ。その第1回で優勝したのが、現在EXILEのフロントマンを務めるTAKAHIROだ。一度は美容師を志していた彼は、EXILEのライブを見て以降、グル―プへの憧れを強く抱くようになった。その結果、同オーディションで1万人の頂点へと昇りつめる。最終オーディションが行われた日本武道館では、当時7人だった“新生EXILE”の一員として「Choo Choo TRAIN」を何度も涙ぐみながら歌っていた。

 TAKAHIROとともにファイナリストに残ったなかにも、現在EXILE TRIBEの一員として活躍しているメンバーがいる。一人はNESMITHだ。NESMITHはソロシンガーとして活動していたが、EXILE加入を目指しオーディションへの参加を決意。ファイナリストまで残るも、惜しくも敗退してしまう。だが、2007年より二代目 J Soul Brothersで活動を開始し、2009年に念願のEXILEへ加入を果たす。現在はEXILEと平行して、EXILE THE SECONDでボーカル兼パフォーマーとして活動している。

 また、活躍しているのはファイナリストだけではない。『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~』で2次審査、3次審査まで残ったなかに、八木将吉(EXILE SHOKICHI)、青柳翔、今市隆二がいる。SHOKICHIは3次審査で落選するも、各方面から歌唱力を評価され、NESMITHとともにJ Soul Brothersのボーカルに。現在はNESMITHと同様、EXILEと平行してEXILE THE SECONDで活動している。青柳翔はオーディションに落選した数ヵ月後、スタッフから「俳優としてやってみないか」と声が掛かり、“歌”から“芝居”に進路を変更。その後、劇団EXILEメンバーとしてドラマ、映画へと活躍を広げていった。そして昨年10月、歌手としても念願のソロデビューを果たしている。

 今市隆二は、1回目のオーディションに落選するも、歌手の夢を諦めず、圧接工の仕事の傍らボーカルスクールに通い、2010年に行われたオーディション『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』に挑戦。結果、三代目J Soul Brothersのボーカルの座を獲得した。また、その時に優勝したもう一人が登坂広臣だ。登坂はファイナルまで勝ち進んだのち、同年9月の最終ライブ審査で合格。今市とともにボーカルを務めることになった。なお、このときのファイナリストには、GENERATIONSの片寄涼太と数原龍友も残っていた。片寄と数原は、その後GENERATIONSのボーカルに起用されている。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる