荻原梓の嵐『「untitled」』評
嵐が2017年に意識した“リスナーの存在”というテーマ 荻原梓の『「untitled」』評
そもそも、この『「untitled」』と名付けられたアルバム。購入したCDをPCで読み込むとトラック名の情報が取得できず、手動で曲名やアーティスト名を入力しなければいけなかったのは私だけだろうか? リスナーの存在があって初めて完成する作品ーーそれこそが、2017年に彼らが選んだテーマそのものなのだと思う。
■荻原 梓
88年生まれ。都内でCDを売りながら『クイック・ジャパン』などに記事を寄稿。
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Twitter(@az_ogi)