“フリースタイル母ちゃん”は実在する? 音楽活動と子育て両立するフィメールラッパーたち
他にも出産を経て『CINDERELLA MC BATTLE Vol.2』に出場したことも話題になったCHARLESが、最近ではテレビアニメ『もうひとつの十二大戦』とのコラボソングに呂布カルマらとラップで参加している。また、大御所MCのRUMIも今年出産を経験し、今後のリリースが気になるところだ。
90年代後半、カリスマシンガー/ラッパーだったローリン・ヒルが22歳という若さで出産を経験し、子供ができたことの喜びを歌った「To Zion」が当時日本でも大ヒットしたが、2010年代になって日本でもママさんラッパーが次々と登場するようになった。「フリースタイル母ちゃん」は平凡な主婦がラップをするという内容ではあったが、上記の女性ラッパーたちは「夢のために子供を諦める」「子供のために夢を諦める」、そのどちらかを選択することもなく、多大な努力によって障害を乗り越えながら自分のやりたい音楽を作り続けている。そんな彼女たちをこれからも応援したいと思う。
■鼎
日々HIPHOPの現場に乗り込んでるゲイライター。
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