VERBAL、なぜ海外のファッション業界で評価される? 音楽活動にも通じるスタンスを読み解く

VERBAL、ファッション業界でも評価

 VERBALは過去、当サイトのインタビューで音楽で手にした最初の印税でアクセサリーを買ったことを明かし、「「自分でカスタムしたアクセサリーが欲しいな」って思ってた」と語っていた。そんな彼の思いを体現したようなブランドだからこそ、多くのアーティストに愛用されているのかもしれない。

 10月1日からはMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開催の展覧会『Items: Is Fashion Modern?』にもAMBUSH®のアイテムが展示される。創立時から“メイドインジャパン”にこだわり世界で展開し続けるAMBUSH®の姿勢は、「世の中がワクワクするような、日本・東京の新たな魅力を世界に届ける」ことを目標に掲げるPKCZ®にも共通するものだ。

「ライブと一緒で、ファンの声を聞くことも大切だと思っています」(VERBAL)(参考:「アンブッシュ」の旗艦店はブランドの世界観とカルチャー発信の場所(WWD JAPAN)

 その言葉通りファンの意見に耳を傾けながら、VERBALには今後も音楽とファッション両方の側面から、PKCZ®のテーマでもある“MIX the WORLD”を実現してほしい。

(文=村上夏菜)

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