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「EX SHOW 2017」東京校公演

Happiness、D.Iらに続く未来のエンタテイナーは? 「EX SHOW 2017」東京公演レポート

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 LDH JAPANが運営するダンス・ボーカル・アクトスクール「EXPG STUDIO」のスクール生たちによるエンタテインメントショー「EX SHOW 2017」の東京公演が、8月9日~10日に新木場Studio Coastにて開催された。「EX SHOW」は、2004年より毎年開催されており、年々その規模を拡大。スクール生たちが自主的に参加し、LDH JAPANならではの本格的なライブ演出のもと、すでに活躍しているプロフェッショナルたちと同じステージに立つことで、単なる発表会ではない、エンタテインメント性に溢れるショウを展開している。今回の東京公演には、DOBERMAN INFINITY、Happiness、スダンナユズユリー、宮田悟志、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが登場し、スクール生たちとともに作り上げたパフォーマンスを披露した。本稿では、10日昼公演の模様をレポートする。

 ステージが幕を開けると、まずはEXPG STUDIOのスクール生たちがパフォーマンス。下はアップルクラスやレモンクラスといった、就学前の児童たちによるかわいらしいダンスから、上は候補生たちによる切れのあるダンスまで、どれも気合い十分で、スクール生たちがこの日のためにどれだけ努力してきたかが伝わってくる。子どもたちの笑顔に、明るい未来を感じる。

 各KIDSクラスのパフォーマンス後には、DJ SOULJAHがプレイ。そして、EXPG LABの精鋭たちによって新たに結成された3つの女子ダンスチーム、KIZZY from EXPG、PATTY from EXPG、SEBACK from EXPGが登場。クールかつセクシーなパフォーマンスで会場を盛り上げた。ミックスされた音源には、ブレイクビーツの定番ネタからLDH所属アーティストの最新楽曲まで、幅広く使用されており、音楽面でのこだわりも感じる。LDHはヒップホップを軸としたダンスカルチャーを、世代を超えて伝えていこうとしているのだ。さらにEXILE TRIBEとエイベックス・グループによる、世界で通用するグローバルアーティストを育てるプロジェクト「PROJECT TARO」のメンバーが登場すると、会場はひときわ大きな歓声に包まれる。スクール生たちにとって、彼らはもっとも身近な憧れのスターなのかもしれない。PROJECT TAROメンバーのパフォーマンスは世界での披露を前提としているだけあって、選曲もクールだ。

 その後、PKCZ feat.登坂広臣、Crystal Kay、CRAZYBOYによる楽曲「PLAY THAT」が流れると、「EXPG」の文字が描かれたLEDパネルを持った女性パフォーマーたちが登場。これはLDH所属アーティストのライブイベントでもよく見られる演出だ。LDHの最新楽曲とともに、スケールの大きなパフォーマンスが展開されていく。EXPG LABの面々も再び登場し、次々とダンスやラップを披露する。中でも印象的だったのは、女性ラッパーたちによる、COMA-CHI「B-GIRLイズム」のカバーだ。ライムスターが日本におけるB-BOYの精神を示した「B-BOYイズム」が、脈々と伝承されているのを実感することができた。

 そして、LDH所属アーティストとのコラボレーションへ。まず初めに登場したのはHappiness。メンバー全員がEXPG STUDIOの出身である彼女たちは、スクール生たちにとってまさに理想とする先輩たちである。90年代ヒップホップのクラシックからスタートし、スクール生たちと一緒に盛り上げていく。そして、その流れに乗ってさらにEXPGのメンバーたちによる大人数での華やかなパフォーマンスが披露されると、いよいよTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEがステージに。「RAMPAGE ALL DAY」をスクール生たちとともに披露し、会場を熱気に包んだ。

 THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの後は、歌物を中心としたセットに。EXPG STUDIOのボーカル生徒たちが、EXILE版の「LA・LA・ LA LOVE SONG」などのカバーを披露し、会場をロマンチックなムードに変えていく。そして、宮田悟志&EXPGスペシャルクワイヤーが登場し、「サンサーラ」と「VOICE」を、情感たっぷりに歌い上げる。

 歌の心地よい余韻が残る中、続けて登場したのはスダンナユズユリー。リリースしたばかりの新曲「CALL ME NOW」などを披露し、再びヒップホップへ。DOBERMAN INFINITYへとバトンをタッチすると、「DO PARTY」や「Put Your Kicks UP」といった楽曲で、スクール生たちとともにラップの掛け合いを披露する。ベテランラッパーとの共演は、スクール生たちにとって大きな刺激となったことだろう。

 アーティストたちとのコラボの後は、EXILE THE SECOND「CLAP YOUR HANDS」、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「君の瞳に恋してる」、EXILE「Choo Choo TRAIN」など、LDHの代表曲を次々と使用したパフォーマンスで、いよいよクライマックスへ。最後にはこの日、ステージに立ったスクール生たちが全員登場し、EXILE「Love, Dream & Happiness」を歌い上げ、幕を閉じた。

 スクール生がアーティストたちとともに作り上げた「EX SHOW 2017」。スクール生にとっては大きな自信につながり、夢を叶えるための第一歩になったのは間違いないだろう。ここからきっと、未来のエンタテイナーが生まれるはずだ。実際、「EXPG STUDIO」の出身で、その後プロフェッショナルなアーティストとして活動している者は、年々増加している。「EX SHOW 2017」は、エンタテインメント業界の未来を見据えるうえでも、意義深いイベントといえるだろう。

(文=松田広宣)

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