サカナクション山口、デビュー10年以降の意欲語る「音楽を続けるとかやることの意味を見つけたい」

 さらに、山口は影響を受けた曲としてスピッツ「スパイダー」、ユニコーン「ペケペケ」、ウルフルズ「SUN SUN SUN '95」を挙げた。「歌詞の世界観もストレートじゃないんですよ。どこかノスタルジックで、メロディーもポップじゃないんですけど、絶妙なバランス感覚があるなと思っていて。自分が曲を作る時も、『スピッツ+テクノ』とか『スピッツ+エレクトロニカ』みたいな曲を作りたいという思いが強い」と明かした。

 今年でデビュー10周年を迎えるサカナクション。最後に山口は「音楽を続けるとかやることの意味をこの10周年から先は見つけていきたいと思うし、高校のクラスの10人、20人に応援してもらうんじゃなくて、1人、2人に深く刺さるような、それで全国規模で見たらマジョリティーの中で成立しているような、そういうようなバランスのバンドでいれたらなと思います」と展望を語った。

 ライブパフォーマンスでは、さだまさし「案山子」、谷村新司「いい日旅立ち」、乃木坂46「サヨナラの意味」、miwa&乃木坂46「唯 -ゆい-」、サカナクション「新宝島」「SORATO」を披露した。

 4月16日放送の1時間SPでは、「長渕剛 スペシャル」と題し放送する予定だ。

(文=向原康太)

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