EXILE TRIBE、グループの歴史と見どころ総ざらい 彼らをより楽しむための4つのポイント

 2017年1月1日に社名を変更し、グローバルな活動をスタートさせた「LDH JAPAN」。ファンクラブ会員限定イベントや、ツアー開催、シングル・アルバム発表、他業態の展開などすでに新たな取り組みを発表しており、ますます目が離せない。その中心的存在となるのが、EXILE TRIBEのメンバーたちだ。今後の活動をより一層楽しむためにも、今回はEXILE TRIBEの歴史を振り返りながら、各グループのおすすめポイントを考えてみたい。

 まず、EXILEの発端は、HIRO・松本利夫・MAKIDAI・ÜSAらで結成したJ Soul Brothersの誕生である。そこにATSUSHIと元メンバーの清木場俊介が加わり、EXILEとして2001年にデビュー。清木場俊介の脱退後、AKIRA・TAKAHIROが加入し、新生EXILEがスタートした。2007年には橘ケンチ・黒木啓司・TETSUYA・NESMITH・SHOKICHIが二代目 J Soul Brothersを結成。NAOTO・小林直己が加わった後にインディーズデビューを果たしたが、全員EXILEに加入することが決定した。実質、二代目 J Soul Brothersは解散となったが、翌年三代目 J Soul BrothersとしてNAOTO・小林直己に加え、ELLY・山下健二郎・岩田剛典・今市隆二・登坂広臣が抜擢、2010年11月10日にデビューを果たす。2011年〜2012年には関口メンディー・佐野玲於・白濱亜嵐・小森隼・中務裕太・片寄涼太・数原龍友が集結し、GENERATIONSが誕生(2013年、GENERATIONS from EXILE TRIBEに改名)、同じ時期に橘・黒木・TETSUYA・NESMITH・SHOKICHIによるTHE SECOND from EXILEが誕生した(2016年、EXILE THE SECONDに改名)。その後、三代目 J Soul Brothersの岩田、GENERATIONSの白濱・関口、佐藤大樹、世界がEXILEに加入し、2015年には松本利夫・MAKIDAI・ÜSAがパフォーマーを引退。ソロや別プロジェクトでの活動をスタートするなど、現在の活動スタイルが築かれていった。

 このようにして歩みを進めてきたEXILE TRIBEのメンバーたちは、それぞれ豊かな個性を持っている。そこで、各グループごとの見どころについても改めて考えてみたい。

EXILE…ATSUSHIの歌唱力と15人によるパフォーマンス

 EXILEの見どころといえば、ATSUSHIの歌唱力ではないだろうか。グループの顔とも言えるATSUSHIの歌声は、グルーヴィーなメロディーに心地よく乗りつつも、聴き手の耳にしっかり残る。この歌声こそが、EXILE最大の特徴だろう。また、15人で行なうパフォーマンスも圧巻だ。観客をも巻き込む、ライブの一体感はぜひ体験したいものである。

EXILE THE SECOND…ダンスレベルやボーカル力の高さ

 2016年にEXILE AKIRAが加入し、さらにパワーアップしたEXILE THE SECONDのポイントは、本格的な楽曲・パフォーマンス・歌唱力だろう。HIPHOP、R&B、ROCKが融合したような楽曲は、J-POPシーンでもあまりないスタイル。しかし、EDMなどの流行の要素も取り込んでいるため、抵抗なく聴くことができる。また、パフォーマーの4人のダンスレベルやボーカルの歌唱力も高く、安心して楽しめるグループだ。

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