SMAP 中居正広の司会に感じる“温かさ” 今夏も大舞台で活躍へ
差し伸べるということは、自分自身がピンチに陥っていては実現できない。だからこそ、中居は常に一歩先を見据えて物事の本質を捉えているのだ。7月6日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)では、オセロの世界王者と一局勝負することに。通常、素人相手には1枚も残さず圧勝するという王者に、3枚残させるという快挙を成し遂げた。これも、先を読む力があってこそかもしれない。
自分の思いをそのまま発信するのではなく、相手の出方を見て、行動を決めていく。組織で動く上では、そうした全体視点と本質を掴み、判断する力のあるリーダーが求められている。中居を「理想の上司」と挙げる人が多くいるのもうなずける話だ。
そんな中居が司会を務める『音楽の日』だが、出演者の発表が遅れていることに不安の声が上がっている。一部報道では、SMAP5人でのライブが難航しているのではという見解も。だが、中居なら、いや中居だからこそ、どんな難しい局面も打破してくれると期待してしまう。ファンの気持ちを汲みとってくれると信じて待とう。そして、どうか多くを背負った中居が、この夏を元気に駆け抜けられることを願うばかりだ。
(文=佐藤結衣)