嵐、パフォーマンス“あるある”から見えるメンバーの個性 『Mステ』の特集をおさらい
ラストカットは、カメラ目線の大野智
「大野は『Mステ』ではカメラ目線が多い」というのは、ファンの中ですっかり定着していたあるあるだが、その結果『Mステ』側もいつしかラストカットは大野にズームアップするというのがお約束になっている。その回数は、なんと11回。
リハーサルや打ち合わせはなく、ぶっつけ本番でカメラを探しているのだそう。「1回5人ショットがあるので、そのときに探してます」と振り返る大野。昨年末のスペシャルライブのときに「メリークリスマス」のメモを出すサプライズは、とくに緊張したとのこと。「ひとりでポケットからメモを出すくだりとか、すごい練習した」と語った。
そんな大野が、この日に披露したラストカットは、キョロキョロとなかなかカメラを見つけられないところからのカメラ目線。キレのあるダンスと美しい歌声を披露した後だからこそ、ギャップ萌えを感じたファンも多かったことだろう。
Hey! Say! JUMP伊野尾慧と嵐が濃厚な絡み!
この日共演していたHey! Say! JUMPの中でも、伊野尾慧が嵐との濃厚な絡みを見せていた。フリートークでは、相葉の家で映画を見たというプライベートエピソードを披露。だが、映画が始まった5分で寝てしまった相葉を責める伊野尾。相葉も「なんで帰んなかったの?」とツンデレな返答をしつつも「その節はすみません」と、仲直り…と思いきや、相葉も伊野尾にひとこと物申したいことがあるとのこと。
それは、相葉と伊野尾が商店街を歩いていたときのこと。相葉が先に気付かれたとき、伊野尾に「今日はごめんなさい、プライベートなんで」と守ってほしかったという。だが、伊野尾はマスクをして帽子を目深にかぶり逃げていったとご立腹。「その節はどうもごめんなさい」と伊野尾も素直に相葉に謝罪した。
しかし、それぞれの態度がどうこうよりも、プライベートで頻繁に会っていることの方が印象的で、カップルの痴話喧嘩のように思えたのは、筆者だけではないだろう。
また、エンディングでは、『よく見る嵐のあるあるシーン』を受けて、伊野尾がウィンク&指さしをしてみるものの、松本がその顔を手で覆ってジャマをしてじゃれ合うふたり。伊野尾のモテモテぶりが際立った回だった。
今回の嵐あるあるは「恒例化してほしい」という声も多くネットでつぶやかれるなど、多くのファンの心を掴んだようだ。「櫻井はカメラ目線のあとに必ずそらす」、「大野が注目されると二宮も嬉しそう」、「嵐とJUMPが共演すると伊野尾を取り合う」などなど、様々な角度からの嵐あるあるも、今度は特集してもらいたい。
(文=佐藤結衣)