2016年第1弾シングル『My Best Friend』リリースインタビュー
Little Glee Monsterが考える、ボーカルグループとしての“強さ”「ひとつにまとまらないのがリトグリの良さ」
「いい意味でひとつにまとまらない感じが今のリトグリの良さ」(manaka)
──初回限定盤にはアルバム収録曲「小さな恋が、終わった」のMVや、そのメイキング映像が収められたDVDが付きます。この曲を含めて5曲と考えると、楽曲のタイプはより幅広いものになりますよね。
全員:確かに。
manaka:聴き応えのあるシングルになりましたね。
芹奈:せやな。
──シングル5枚目でここまでバラバラなタイプの楽曲をしっかり聴かせられるアーティストって、なかなかいないと思いますよ?
全員:えーっ?
manaka:そう言っていただけると嬉しいです。
──リトグリにはメンバー6人それぞれが持つカラーがあって、それが反射し合ったり混ざり合うことで、より多くの色を見せられると思うんです。その色が今のところどの曲、どのシングルでも違っている面白い存在だなと思います。
manaka:確かにリトグリっていう色は、根本にはしっかりしたものがあると思うんですけど、今はそこから「これを試したらどうなるか?」ってことを選んでいるから、いい意味でひとつにまとまらない感じが今のリトグリの良さになっていたらいいなと思っていて。
麻珠:やってるほうもですけど、聴いてるほうもずっと同じままじゃつまんないし。だったら新しいものをどんどん作って、見せていきたいですね。
──それに皆さんまだ10代半ばで若いし、新しいものを吸収するスピードも速いんですよね。だから新しいことをすぐに受け入れられるし、それをどんどん武器にできるんでしょうね。見てるほうからすると、きっと今はすごく楽しいタイミングなんじゃないかなと思うんですが?
全員:楽しいです!
──リトグリの皆さんと初めてお会いしたのが、インディーズからのミニアルバム『Little Glee Monster』(2014年3月発売)での取材で。そのときが皆さんにとって生涯初インタビューだったんですよね。そこからたった2年でここまで成長したかと思うと、感慨深いものがありますね。
全員:(笑)。
──正直、2年前のあの時点ではリトグリって将来どうなると思ってましたか?
MAYU:目の前にあることだけに一生懸命だったんで、先のことなんて考えてなかったよね。
芹奈:本当にただただ必死でした。
「いずれはメンバーそれぞれが書いた歌詞をみんなが歌えたら」(芹奈)
──そこから半年でメジャーデビュー。作品を重ねるごとに人気や注目度が高まっていき、現在に至るわけですもんね。初のアルバム発売、東名阪Zeppツアーをソールドアウト、新たな魅力を詰め込んだカラフルなシングルときたら、この先皆さんがどこに向かって進んでいくのかが気になるわけですが。秋に東京&大阪の野外音楽堂でのワンマンライブや全国ツアーも控えてますが、個人的には皆さんがZeppよりも大きな会場でパフォーマンスしている姿が簡単に想像できるんですよ。
全員:おーっ。
──3月のツアーを観て、「ここまでできるんだから、もっと大きな会場でも全然大丈夫だし、早く観たい」と思ったんです。それこそ前回のインタビュー(参考: Little Glee Monsterが目指す、ボーカルグループとしての夢「学生のうちに武道館で歌いたい」)で話してくれたように、皆さんが学生のうちに武道館で歌う姿を早く観たいなと。
MAYU:絶対に叶えてみせます!
──もちろんそこにたどり着くまでには、もっとたくさんの小さなことを、それこそmanakaさんが言うように1つひとつ丁寧に積み重ねていくことが重要になってくるんでしょうね。
manaka:本当にその通りだと思います。
──ちなみに皆さん、今後挑戦してみたいことってありますか?
麻珠:私は作詞をしてみたいです。
他のメンバー:あー。
麻珠:今は電車で思いついた言葉やフレーズを携帯にメモしてます。そこから連想して、少しだけ詩みたいにすることもあるんです。だからいつかリトグリの曲を作詞できたらなって。
芹奈:いずれはメンバーそれぞれが書いた歌詞をみんなが歌うのもいいよね。
──自分が歌うパートをそれぞれが作詞して1曲にまとめるのも、面白いかもしれないですね。
manaka:面白そう!
芹奈:あと、私はラップしたい。
麻珠:ラップ、カッコいい!
manaka:(笑)。
芹奈:最近リトグリの中でラップが流行ってるんです。KREVAさんの音楽劇『最高はひとつじゃない 2016 SAKURA』の大阪公演に出演させてもらったんですけど、そこからラップにハマっちゃって。リトグリの曲でもちょっとラップができる曲はないかなと。
──では今後の新曲で芹奈さんのラップがフィーチャーされる日も近いかもしれませんね。
芹奈:フリースタイルで対決できるよう、頑張ります!
全員:(笑)。
(取材・文=西廣智一)
■リリース情報
5thシングル『My Best Friend』
発売日:2016年5月11日(水)
価格:初回生産限定盤(CD+DVD、ディスク型スリーブ付き) 1,700円(税込)
通常盤(CDのみ) 1,300円(税込)
<CD収録内容>
1.My Best Friend(ラウンドワンCMソング)
2.Happy Gate(ソニー損保 CMソング)
3.Never ending dreamer( MBS春の高校野球「みんなの甲子園」テーマソング)
4.JOY
5.My Best Friend -instrumental-
※「My Best Friend -instrumental-」は初回限定盤のみ収録
<DVD収録内容>※初回限定盤のみ
1.小さな恋が、終わった Music Video Making
2.小さな恋が、終わった Music Video
■イベント情報
『5thシングルリリース週五大都市記念イベント』
5月11日(水)北海道・アリオ札幌
5月12日(木)愛知県・アスナル金山
5月14日(金)大阪府・あべのキューズモール
5月15日(土)神奈川県・ラゾーナ川崎
※詳細はオフィシャルHPより
■ライブ情報
『東京・大阪野外音楽堂ライブ&全国ライブツアー』
<東阪野音>
9月3日(土)18:00 日比谷野外音楽堂
9月11日(日)16:00 大阪城野外音楽堂
<全国ホールツアー>
9月10日(土)17:00 静岡市清水文化会館マリナート(静岡)
9月17日(土)17:00 一宮市民会館(愛知)
9月22日(木)16:30 東京エレクトロン韮崎文化ホール 大ホール(山梨)
9月24日(土)16:30 パストラルかぞ 大ホール(埼玉)
9月25日(日)16:30 福島県文化センター 大ホール(福島)
10月8日(土)17:00 神戸国際会館こくさいホール(兵庫)
10月10日(月)17:00 長野市芸術館(長野)
料金(税込)
各公演共通
・指定席 ¥5,500
・学割指定席 ¥4,500
・立ち見エリア ¥4,500 ※日比谷野外音楽堂のみ販売。指定席の後方。
・芝生自由エリア ¥4,500 ※大阪城野外音楽堂のみ販売。指定席の後方。
☆学割指定席
限定100名。高校生以下限定。当日身分証、学生証のチェックあり。
※高校生以下に向けた料金割引。指定席との座席位置に差はなし。
☆立ち見エリア・芝生自由エリア
場所により、メンバーや演出が見切れる場合あり。
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