GLIM SPANKY、新曲がブラインドサッカー日本代表公式ソングに起用 亀本寛貴「選手の背中を押せる曲を書きたいと思ってた」
GLIM SPANKYの松尾レミ(Vo.&Gt.)と亀本寛貴(Gt.)が、10月17日に行われた「ブラインドサッカー日本代表・公式ソング発表会」に出席。同バンドの新曲「NEXT ONE」が代表公式ソングとして起用されたことを発表した。
GLIM SPANKYは、これまでにもブラインドサッカーの観戦および体験を行っており、選手もライブ会場へ足を運ぶなど互いの関係を深め、選手たちが世界の舞台へ挑むことに向け、新曲「NEXT ONE」を書き下ろし。9月に東京で開催した、『IBSAブラインドサッカーアジア選手権2015』では同曲のイントロを選手入場曲として使用していたという背景があったなか、代表公式ソングとしての起用が決定した。
今回の会見には、ブラインドサッカー日本代表の加藤健人選手も参加。冒頭、加藤選手は「この曲を聴くと、アジア予選のときの気持ちや雰囲気を思い出します。この曲は試合前だけではなく、移動中や休憩中も聴いていて、前向きに頑張ろうという気持ちにもなるので、2020年の東京オリンピックではメダルを取って『やればできるんだ』と思ってもらいたい」と楽曲についての思い出や感想を述べると、松尾はブラインドサッカーの体験をふまえ「視覚が無くなるだけでこんなにも不安なんだと思ったし、このなかで選手も戦っているのかと。私たちも日本から世界へ羽ばたこうとしているから、ブラインドサッカーの選手たちの気持ちと合体したら、すごいパワーになると感じた」と、楽曲に込めた気持ちを述べた。続いてサッカー好きの亀本は「いつかサッカー選手の背中を押せる曲を書きたいと思っていて、そのアイディアを形にした」とコメントした。
また、歌詞について、松尾は「歌詞はブラインドサッカーの選手にもそうでない人にも届く内容になった」と語り、亀本は「サッカーも音楽もボーダレスなんだと思った」と、届ける対象を選ばない間口の広い楽曲になったと述べた。
最後には、加藤選手が「この曲と一緒にオリンピックの舞台に立てるよう、5年後に向けて頑張りたい」とコメントすると、松尾は「私たちの曲、オリンピックに合ってると思いますよ(笑)」といたずらに笑い、会見は終了した。
なお、GLIM SPANKYは同日18時より、赤坂BLITZで全国ツアー『SUNRISE JOURNEY TOUR 2015』の最終公演を実施。同公演では1stアルバム『SUNRISE JOURNEY』の曲を中心に披露したほか、「NEXT ONE」もパフォーマンスされ、同曲が2016年初頭にリリースするミニアルバムの収録曲であることも明かされた。
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