HOT STUFF presents Ruby Tuesday 7 supported by TUMBLING DICE
My Hair is Bad、LILI LIMITら注目の4アーティストが集結 『Ruby Tuesday』第7回レポート
ライヴハウスでしのぎを削る若手バンドに焦点を当てたイベント『Ruby Tuesday』の第7回目が、10月6日新宿LOFTで開催された。
トップバッターを務めたのはpolly。越雲龍馬(Vo/Gt)の柔らかな歌声を中心に広がるのは、温かくもどこか苦い後味を残すバンドのサウンドである。MCでは満員のフロアを見て「全校集会みたいだ」と率直な感想を述べる越雲。「新宿はとても嫌いです。臭いし、ギラギラしてるし」と語る彼らの音が持つこのヒリヒリとした感触は、誰もが一度は抱く「大人」になることへの抵抗心とリンクするものがある。中盤では新曲「Tr ä umerei」を演奏。そしてラストは終盤に近づくにつれて熱を帯びていくバンドの音と、穏やかに伸びていく歌声のコントラストに心奪われる「hello goodbye」で締めくくった。
■polly セットリスト
1.ナイトダイビング
2.アンハッピーエンド
3.Loneliness
4.Tr ä umerei
5.ボクの為だけのワルツ
6.アマツブニアカ
7.雨の魔法が解けるまで
8.hello goodbye
メインステージの転換中、BARステージに現れたのはボブカットの鍵盤女子・ヒロネちゃん。ヒロネちゃんは、話しているときと同じように自然な息の流れの中で、しかし演劇のように感情の起伏を声の抑揚で表しながら歌う。1st setの40分後に行われた2nd setでは、11月に『あなたのep』をリリースすることを発表。「最近いろいろなことがあって嫌なこともあったけど、弾き語りを初めてから生きるの楽しくなりました。良い人にも出会えました」と語ったあと、鳥取の恩師の失恋に宛てた曲だという「さよならモンスター」で彼女のステージは幕を閉じた。
■ヒロネちゃん セットリスト
<1st set>
1.ブルーベリーシガレット
2.最後の地球
3.あなたの宇宙、わたしの鬱。
4.ピンポンダッシュ
5.恐竜のうた
6.カロリーメイト
<2nd set>
1.目隠し
2.片道切符
3.さみしいキャラメル
4.ほうき星
5.さよならモンスター