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『LUNATIC FEST.』2日間を冬将軍が詳細解説

X JAPAN、BUCK-TICK、LUNA SEA……強者バンドが集結した『LUNATIC FEST.』徹底レポ

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LUNA SEAが影響を受けたバンド

 LUNA SEA“に”影響を受けたバンドがいれば、LUNA SEA“が”影響を受けたバンドもいる。両側面を同時に見ることができるのも、本フェスの面白みだ。

DEAD END(27日 SHINE STAGE)

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 ジャパメタ、ゴシック、グラムロック……あらゆる要素でV-Rockシーンの現人神的な存在のDEAD END。非の打ち所のない華麗な演奏と、漆黒の衣装に身を包んだMORRIEに、場内がどんどん引き込まれていく。呼び込まれたかつての魔界のプリンス・RAYLA(RYUICHI)も、宇宙の貴公子・SUGI様も、煉獄から降臨したカリスマを前に、終始にこやかな表情で「Serafine」を競演。「Dress Burning」「Devil Sleep」で締めくくった。

AION(28日 FATE STAGE)

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 手慣れた手つきで潤滑剤をベースに吹きかけ、DEANに手渡す、ローディーのJ。LUNA SEAを初めてツアーに連れていったバンドがAIONだ。LUNA SEAにとって師匠的存在にあたる。NOVの伸びやかな歌声、槍のようなギターシェイプさながら、鋭いサウンドで神業のごとく高速弾きするIZUMI。全曲新曲という構成ながらも、80年代ジャパメタの熟成とでもいうべき、普遍的なスタイルを見せつけた。

エクスタシー・レコードの両翼

 1日目を象徴する、エクスタシー・レコードの大先輩のお出ましだ。

TOKYO YANKEES(27日 SHINE STAGE)

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 かつて、エクスタシー・レコードの副社長を務め、2007年12月に旅立ってしまったUMEMURAの革ジャンをU.D.A(Dr)がドラムセットにかける……そんないつもの光景も、今日この場所だとより深い意味を感じる。愛想などない男気溢れる豪快なロックンロール。Motörhead「Ace Of Spades」のカバーを挟み、ラストの「Hollywood Heatbreaker」では、「今日、たまたま居た」という、臨時ギタリスト・PATAがリハなしのぶっつけ本番で乱入。エクスタシー・サミットから早20年以上、今なお、エクスタシーの核弾頭、“弥無危異寿”の真髄を見た。

LADIES ROOM(27日 SHINE STAGE)

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 「SEX!! SEX!!」相変わらずのバッドボーイズっぷりのセクサー集団。一発目は「Anarchy in the U.K.」のカバー。Sex Pistolsではなく、彼らの敬愛するMötley Crüe「Anarchy in the “U.S.A.”」バージョンだ。「SEX,SEX & ROCK’N ROLL」「GET DOWN」と続き、ラストはRYUICHIの登場で、歌うは河島英五「酒と泪と男と女」。Hyaku(Vo)とRYUICHIの甘い歌声と色香に酔いしれるオーディエンス。HIDEがカラオケで歌っていたことが選曲の理由とのことだが、こんな予想の斜め上を行く展開も、GEORGE(Ba)が最後にパンツをおろしてしまったのも、「エクスタシーだから……」で許せてしまうから不思議なものである。

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