SMAP中居正広、人付き合いのコツを語る「好きな人を作ると苦手な人ができるとわかった」

 SMAPの草なぎ剛が司会を務め、昨年9月でレギュラー放送が終了した音楽番組『僕らの音楽』。4月10日放送の『僕らの音楽~羽ばたく君へ~』は、約7ヶ月ぶりに復活特別番組として、4月1日に行われたフジテレビの入社式後の懇親会に豪華アーティストが勢ぞろいした様子をオンエアした。

 冒頭、赤スーツに身を纏ったSMAPが登場し、バックバンドを従えて「ユーモアしちゃうよ」を披露。この時点で泣きだす新入社員の姿が映し出された。同局の入社式を『僕らの音楽』が彩るのは今回が8度目だが、SMAPの出演はこれが初めて。毎度司会を務める草なぎはこのことについて「僕はずっと司会でここにいるのに、みんなスケジュールが合わなくて、忙しい方たちですから…」とこぼすと、中居正広は「イントロで出てきた時、奥の方のやつが『ちっちゃっ!』って言ったんだよ」と会場の新入社員を笑わせ、番組がスタートした。

 その後、着座してのトークコーナーでは、新入社員の悩みにアーティストが答えるコーナーへ。1つ目の「この世界でやっていけると自信を持ったのは?」という質問に対し、さだまさしは「いつも不安なんですよ。でも、しくじったときにおいしいと思える瞬間があって、そこで楽になった。同じミスを二度としなければいいわけだから」と達観した意見を述べると、ゆず・北川悠仁は「オリンピックのテーマになった『栄光の架橋』を作った時に、“頂いたテーマで2、3ヶ月かけて曲を作る”ということをして。完成して多くの人に伝わったのを見た時に、やりたいことだけをやるのではなく、与えられたことを精一杯やる喜びも感じた。これがプロとしてやっていくことなんだと思う」と、楽曲制作の裏側を明かすとともに、若手社員へエールを送った。

 その後、ゆずは香取慎吾とともに「栄光の架橋」を披露。歌唱後、前列の女性社員が号泣していることを受けて、北川は「もう歌い出しで泣いてた。そんな大変だったのかと思った」と心配すると、香取は「<誰にも見せない涙があった>んだなあって思って、これから夢をかなえていくんだなあとか考えてると、俺まで『誰にも見せない涙』があったなーってこみ上げてくるものがあった」と感慨深げに語った。また、香取は「社会に出たらいろいろある。例えば、ゆずのみなさんと、この曲をオリジナルキーで歌えっていきなり言われることもあるんだから! これが社会ですよ!」と演出のムチャ振りに苦笑いし、会場を和ませた。

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